1ミニッツ・ストーリーCMアワード 2017 受賞作品
■特別審査委員:福里真一・三井明子(コピーライター)

企業名をクリックすると昨年の各受賞作品文章が下に表示されます。

◆グランプリ◆
スポンサー:「法事の窓口」(株)メモリアルハート
作品タイトル:母の好きだった色
特別審査委員:福里真一・三井明子(コピーライター)


「寒くない?外は晴れよ」

顔を覗き込むと、私にそっくりな鼻と唇。
病室のベッドで静かに眠る老婆は、本当に私の母なんだ。

「今日は風が強いの」
「雨に振られちゃった」
「どんより曇って」

めまぐるしく天気は変わり、葬儀、遺産の分配、骨壷の種類。
ぼんやりしているうちに全部が終わった。
母が”終活”して全部決めていたらしい。

おかげで私はただ悲しむことができた。

そうして落ち着きを取り戻した私は、ひとつだけ母の決めていたことを変えた。
骨壷を、質素な色から晴れた日のような水色にした。

「思い出したの。母さんこの色好きだったでしょ」

さよならの後でもできること。
応援します。法事の窓口。

◆優秀賞◆
スポンサー:いちやまマート
作品タイトル:四字熟語


娘:無病息災、温故知新、心機一転、心機一転・・・。

父:(心の声)来年、中学受験をする娘の塾の送り迎えがここ数年の日課。娘は覚えたての四字熟語をそらで言う。

娘:天真爛漫、意気揚々・・・お父さんも何か言って?

父:えぇ、四字熟語をか?

娘:たくさん言えるよね?

父:え、あー、運転に集中、集中・・・。

娘:ずるい!本当は言えないんじゃない?

父:あ、いや、ん〜 (心の声)その時、いちやまマートが目に入った! (大きな声で)「美味安心!!」

娘:美味安心?

父:そうだ、読んで字の如く、美味しくて、健康で、安心ということ。食べることは大切なこと。

娘:美味安心・・・いい言葉だね。

父:(心の声)ありがとう、いちやまマート。まさに初志貫徹!誠心誠意のお店だ!あれ、意外と言えるな?俺!

「いいものだけを いちやまマート」

◆優秀賞◆
スポンサー:ウインドヒルゴルフ練習場
作品タイトル:青春、再び


母:「最近、お父さんが変なの」

息子:「どんなふうに?」

母:「朝、目覚ましをセットしてきちんと起きてくるの」

息子:「定年退職する前みたいだ」

母:「そうなの。でもそれだけじゃなくて」

息子:「他にもあるの?」

母:「お腹が空いたって、すごくよく食べるの」

息子:「晩酌で寝ちゃって、ろくに食べなかった父さんが」

母:「そうなの。おいしいおいしいってやたら褒めるし」

息子:「母さんのごはんはおいしいよ」

母:「ありがとう。でもそれだけじゃなくて」

息子:「まだあるの?」

母:「たまにシャツにアイロンもかけたりなんかして」

息子:「お洒落に目覚めたみたいだ」

母:「どうしよう?」

息子:「何が? いいことばかりじゃない」

母:「だって、誰か好きな人でもできたみたじゃない」

息子:「それはないよ。あの出不精の父さんが」

母:「それがね」息子「まだあるの?」

母:「最近よく出かけるのよ」

息子:「家でごろごろされるよりいいんだろう?」

母:「ダメよ。心配だもの」

息子:「何が? いい歳した大人じゃないか」

母:「だって最近のお父さん、かっこいいんだもの」

NA:父がゴルフをはじめたら、母は恋をはじめてしまった。青い風の中に、もう一度連れ出してくれる。ウインドヒルゴルフ練習場。

◆優秀賞◆
スポンサー:株式会社日本ネットワークサービス
作品タイトル:最後の手紙


娘:おばあちゃんから封筒が届いてたよ。

母:何だろう。開けてみて。

SE:封筒をはさみで切る音。

娘:手紙だ。読むね。

(娘の声から祖母の声に変わっていく)

祖母:かわいい私の娘 サトミ、かわいい私の孫ユウカ。これまで私はあなたたちにたくさん手紙を書いてきました。
振り返れば、手紙を送る相手がいるってすごく幸せなことなんだなと思いました。今回のこの手紙は、わたしからの最後の手紙です。

母:えっ・・・?

祖母:うちが加入しているケーブルテレビ会社でオトクな料金でネットが使えると教えてもらったので導入してみました。
今度からEメールやビデオ通話でお話しましょう。
アドレスとアカウントは・・・

母:もう!びっくりさせないでよ。

娘:早速かけてみよっか。

NA:インターネットが身近になれば、家族はさらに近くなる。
CCNetの「TV+ネット割」。
日本ネットワークサービス。

◆優秀賞◆
スポンサー:株式会社桔梗屋
作品タイトル:撮影現場


俳優:はい、おみやげグランプリで、日本一になったプリンだよ。黒蜜をかけて召し上がれ!

女優:いただきまーす!

SE:パク、パク、パク、パク。

監督:カット!違うでしょ!一口食べて、「美味しい!」でしょ!

女優:すいません。

監督:そんなに食べなくていいから!

女優:はい。

監督:おーい、新しいプリン用意して!

AD:はい。

監督:いい?「いただきまーす!」で、一口食べて、「美味しい!」ね。

女優:わかりました。

監督:じゃあ、本番、スタート!

SE:カチンコ。

女優:いただきまーす!

SE:パク、パク、パク、パク、

監督:カット!カット!だから、一口でいいの!そんなに食べなくていいから!

女優:す、すいません。

監督:これで5回目だよ!わざとやってない?

女優:い、いや・・・・。

NA:止まらない美味しさ、桔梗屋の桔梗信玄生プリン。

◆優秀賞◆
スポンサー:甲府市
作品タイトル:結婚報道


(たくさんのカメラのシャッターの音)

リポーターA:女優をやめて、結婚との報道がありましたが、本当ですか?

女優:えっと、結婚は、本当です!

リポーターB:お相手はどんな方ですか?

女優:甲府市出身の一般の方で、武田信玄に似ています!

リポーターC:では、結婚の決め手は?

女優:決め手は…彼のご実家の甲府市に行ったんですけど、自然がきれいで、フルーツや食べ物がおいしくて。
あと、私、歴史が好きで、特に、武田信虎が好きなんですけど、武田家ゆかりの城跡や神社なんかがたくさんあったので「甲府市に住みたいなぁ」って思って決めました!

リポーターA:じゃ、やっぱり女優は卒業ですか?

女優:いいえ。少しの間は甲府市での生活を彼と一緒に楽しみたいのでお休みしようと思ってますけど、リニア中央新幹線ができたら、都心まで25分なので甲府市から通って、また、女優を頑張ろうと思ってます!!

NA:今年、開府500年の甲府市

◆優秀賞◆
スポンサー:JAグループ山梨
作品タイトル:実家


妻:あなた!!今日という今日は実家に帰らせていただきます!

夫:勝手にしろ!

妻:今すぐ荷物をまとめますから!

SE:ガシャン!!(強く扉を閉める音)

夫:まったく・・・実家の山梨でもどこでも帰って頭を冷やしてくればいいんだ・・・・・・山梨・・・山梨か・・・。
あいつの実家は、確か山梨だったな・・・・・・。
山梨といえば・・・ちょうど美味い桃の季節か・・・。
去年送ってもらったぶどうは絶品だったっけ・・・。
あのプリプリのとうもろこしの味も、忘れられんな。
ああ、忘れられんといったら、あの脂ののった甲州牛、甘くて、柔らかくて、肉汁たっぷりの焼肉、今でも目に浮かぶ・・・・・・。

SE:ガチャ(扉が開く音)

妻:あなた、じゃあ私、帰るから!

夫:トモコ、ちょっと待て。

妻:止めたって駄目よ。

夫:いや・・・俺も行く!

NA:じっとしてられない、美味しさいっぱい「JAグループ山梨」。

◆優秀賞◆
スポンサー:信玄食品
作品タイトル:あわびとパパ


子供:パパ!逆上がりできた!

父親:よーし!あわびでお祝いだね!

女子:パパ!高校に合格したよ!

父親:よくやったね。あわびでお祝いだ!

女性:パパ!彼氏からプロポーズされた。

父親:心境は複雑だ!だがあわびでお祝いだ!

女性:パパ。バージンロードを歩いてくれて幸せよ。

父親:(泣きながら)あわびでお祝いだ・・・。

女性:パパー!う、産まれるぅー!

父親:みんながついてる!あわびでお祝いするから!

女性:パパ。

父親:おっ、なにかいいことあったか? いつものやついくぞ!

女性:ちょ、ちょっと待って!

父親:なんだよ。

女性:還暦おめでとう。あわびでお祝いだよ。

父親:ありがとう・・・

NA:あなたは、誰を祝いますか。お祝い事やご贈答用にぴったりなあわびをどうぞ。おいしさは心を繋ぐ。信玄食品。

◆優秀賞◆
スポンサー:藤原時計店
作品タイトル:二人の時間


(SE)チックタック

ばあさん:おじいさん、いつもは私の左に座るのにどうして今日は右側なの?

じいさん:先にばあさんがわしの左に座ったからだよ。

ばあさん:そうでしたか・・・。

(SE)チックタック

ばあさん:やっぱり違うわ。先におじいさんが私の右に座ったのよ。

じいさん:そうだったか・・・。

(SE)チックタック

ばあさん:あら、左手の腕時計!買ったの?

じいさん:ああ、気づいたのか。どうだい?

ばあさん:素敵ねえ。とっても似合うわ。

じいさん:これでばあさんとの大切な時間を刻もうと思ってね。 でもよく気づいたね。

ばあさん:ええ。左腕をちらつかせるから。それにチックタックて聞こえてるわ。

じいさん:あ、右耳に補聴器をつけたのか。

ばあさん:気づいてくれましたね。おじいさんの声をしっかりと聞きたくて。

じいさん:だからそっちに座ったのか。

(N):やさしい時間、やさしい音を提供します。藤原時計店。

◆優秀賞◆
スポンサー:ビジネスリンク(株)ほぐし堂
作品タイトル:心の解放


SE:店内BGM

妻:は〜気持ちいいわね〜、あなた。

夫:本当。ここまで気持ちいいと・・・心が解放されるな〜。

妻:わかる〜あなたに内緒で40万のカバンを買ったコト、つい言っちゃいそうになるもん〜。

夫:奇遇だね〜俺もお前に内緒で40万のカバンをよその女の子にプレゼントした事をつい言っちゃいそうだ〜。

妻:あら〜コッソリあなたの携帯見て、その女の子の連絡先をメモッた事も言っちゃいそう〜。

夫:まいったな〜、その子がまさかのお前の妹だったって事も言っちゃいそうだよ〜。

妻:わかる〜、探偵を雇ってずっとあなたを監視していたから全部知ってた事も言っちゃいそう〜。

夫:へ〜・・・。

妻:訴訟の準備をしてる事も言っちゃいそう〜。

夫:へ〜・・・。

NA:心も体も大解放。リラクゼーションの「ほぐし堂」。

前のページへ戻る

過去のグランプリ作品

◆1ミニッツ・ストーリーCMアワード 2017◆
スポンサー:「法事の窓口」(株)メモリアルハート
作品タイトル:母の好きだった色
特別審査委員:福里真一・三井明子(コピーライター)


「寒くない?外は晴れよ」

顔を覗き込むと、私にそっくりな鼻と唇。
病室のベッドで静かに眠る老婆は、本当に私の母なんだ。

「今日は風が強いの」
「雨に振られちゃった」
「どんより曇って」

めまぐるしく天気は変わり、葬儀、遺産の分配、骨壷の種類。
ぼんやりしているうちに全部が終わった。
母が”終活”して全部決めていたらしい。

おかげで私はただ悲しむことができた。

そうして落ち着きを取り戻した私は、ひとつだけ母の決めていたことを変えた。
骨壷を、質素な色から晴れた日のような水色にした。

「思い出したの。母さんこの色好きだったでしょ」

さよならの後でもできること。
応援します。法事の窓口。

◆1ミニッツ・ストーリーCMアワード 2016◆
スポンサー:株式会社ウインドヒル
作品タイトル:並び打席
特別審査委員:福里真一・三井明子(コピーライター)


(息子)久しぶりだな、親父と打ちっ放しなんて。
(父)おまえ、俺の後ろに立つな。
(息子)でた、昔からそうだよなー
(父)前行け、前。
(息子)ったく・・・ 何でだよ・・・
(SE)パシッ・・ パシッ・・・ パシッ・・・・
(父)相変わらず右脇が空くな。
(息子)はいはい・・・
(父)下半身がフラフラだ。
(SE)パシッ・・・
(父)お前、太ったな。
(息子)うるさいな。
(父)酒か?少し控えろ。
(SE)パシッ・・・
(父)頭も薄くなってきた。仕事ストレス多いか?
(息子)おいっ いちいち観察するなって。
    気が散るから、打席変わろうよ。
(父)いや・・
(SE)パシッ・・・ (父)そのうち、振り向いたら・・・
(SE)パシッ
(父)俺はいないんだから、
   ちょっとぐらい我慢しろ。
(息子)・・・

(SE)パシッ・・ パシッ・・・

(Na)その時間、何と向き合いますか。
    ウインドヒルゴルフ練習場

◆1ミニッツ・ストーリーCMアワード 2015◆
スポンサー:あとべ心のクリニック
作品タイトル:天使と悪魔
特別審査委員:福里真一・三井明子(コピーライター)


悪魔:ヘッヘッへ!俺は心の中の悪魔!
   会社に行きたくなきゃ、行かなくたっていいんだぁ!

天使:やめなさーい…私は心の中の天使…
   ダメよ、会社に行かなきゃ、ダメダメ…

悪魔:別に1日くらい、休んだってどうってことないさぁ!

天使:ダメよ、1日休んだら、仕事に大きく穴を空けるわ…

悪魔:会社には、上司も同僚もいるんだ!
   1日くらい、どうってことないわ!

天使:どうってこと、あるわよー…それで上司からの評価が落ちたら、どーすんの?

悪魔:別にいいじゃないか!上司より自分の方が大事だろ!

天使:何言ってんのー…会社の評価がすべて…

悪魔:いや、違う!お前、ほんとは悪魔だな!

天使:(急に図太く)お前こそ!ほんとは天使か!なんだよ、いいとこだったのに!
   ジャマしやがって!

悪魔:お前の好きにさせて、たまるもんかー!

NA:本当の悪魔、やっつけたい。
   あとべ心のクリニック。

◆1ミニッツ・ストーリーCMアワード 2014◆
スポンサー:食品スーパーやまと(株式会社 やまと)
作品タイトル:お絵描き
特別審査委員:福里真一・三井明子(コピーライター)


SE:ガチャッ(玄関が開く音)

ママ友:お邪魔しまーす。
ママ:いらっしゃい。
ママ友:ユミちゃん、こんにちは。
女の子:こんにちは〜。
ママ友:何してたの?
女の子:お絵描き〜。
ママ友:見せて、見せて。
ママ:まだ2歳だから何を描いてるかわかんないよね?
ママ友:いいわ。すごくいい!
ママ:え? どうしたのよ?
ママ友:これ、私にちょうだい!
ママ:別にいいけど。
ママ友:ごめん! 大事な用事思い出したから帰るね!
ママ:え? もう帰るの?
ママ友:また来るわ。ユミちゃん、バイバイ。
女の子:バイバイ〜。

SE:ガチャッン(玄関が閉まる音)

ママ:ユミ、絵を描いてたのよね?
女の子:うん。
ママ:何を描いてたの?
女の子:動物。
ママ:ふ〜ん。じゃあ、何に描いてたの?
女の子:やまとのチラシ。

NA:お買い得品が毎日ずらり。皆様の食品スーパー やまと。

◆1ミニッツ・ストーリーCMアワード 2013◆
スポンサー:JAグループ山梨
作品タイトル:ヒーローたち。
特別審査委員:福里真一(コピーライター)


 鬼 :ガハハハハ。人間どもめ。この村は、オレたち鬼が襲ってやる。

桃太郎:待て!

 鬼 :誰だ?

桃太郎:私は桃から生まれた桃太郎。鬼め、成敗してくれる!

コーン太郎:ちょっと待て!

 鬼 :誰だ?

コーン太郎:私は一粒のコーンから生まれたコーン太郎。私が成敗してくれる!

 鬼 :一寸法師より小さいじゃないか!一体なにができるんだ!

ブドウ太郎:待て!

 鬼 :誰だ?

ブドウ太郎:私は一粒のブドウから生まれたブドウ太郎だ!このぶどう、ひとつぶどう?

 鬼 :何しに来たんだ?

牛太郎:待て!

 鬼 :まだいるのか?

牛太郎:私は甲州牛が大好きな牛太郎。この村のお肉を食尽してやるわ。

 鬼 :お前はただお肉が好きなだけじゃないか!

〇 〇:待て!

 鬼 :いや、もう来るな!

N   A:桃だけじゃない。おいしい山梨は、まだまだある。
    JAグループ山梨

◆1ミニッツ・ストーリーCMアワード 2012◆
スポンサー:食品スーパーやまと
作品タイトル:浮気の基準
特別審査委員:福里真一・三井明子(コピーライター)


じいさん:「ばあさんや」

ばあさん:「はい」

じいさん:「わしゃ、まだわからんのじゃが。」

ばあさん:「はい。」

じいさん:「チューは浮気かい?」

ばあさん:「したければ、すればいいじゃないですか。」

じいさん:「2人でディナーに行くのは、どうじゃ??」

ばあさん:「あんまり高い店じゃなければ。」

じいさん:「2人でホテルに行くのは、どうじゃ?」

ばあさん:「ロビーで待ち合わせなら。」

じいさん:「ふむ。それじゃなんで、タマさんとスーパーに行ったくらいで、そんなに怒ってるんじゃ?」

ばあさん:「おじいさんには、一生分かりませんよ。」

N A :男女で行けば、夫婦(めおと)気分。
   皆様の食品スーパー やまと

◆1ミニッツ・ストーリーCMアワード 2011◆
スポンサー:財団法人 山梨県交通安全協会
作品タイトル:ハンドルキーパー
審査委員長:岡本欣也(コピーライター)


S E: (居酒屋)

実 況: さあ、キーパーが入場してまいりました。

解 説: 今日のキーパー、ずいぶん気合い入ってますね。

実 況: そうですね。本日のハンドルキーパーは、小山たかし。
    飲み会帰りの車を運転する役目であります。飲酒運転をしないために、
    あえてお酒を飲まないハンドルキーパー。強い意志でその誓いを守りきれるか。

全 員: カンパーイ!

実 況: さぁはじまりました。

友人A: …なぁ、たかし、最初の一杯ぐらいいいんじゃねえか?

実 況: おっと、開始早々、味方に攻め込まれている!

友人女: ね〜、私が注いであげるからさぁ〜(甘え声)

実 況: 一気にペナルティエリアまで攻めこまれています!

友人B: 俺の酒なら、飲めるよな?

実 況: 強烈な当たりだ!

友人C: 一杯くらいなら大丈夫だって。ほら。

実 況: 空いたスペースにハイボールが飛び込んできたっ!あぶなーい!

たかし: …いや、やめとくよ。

実 況: 止めたっ!止めました!しっかりと手のひらで止めました!
     チームの命を守り抜きました!ハンドルキーパー!

N A: 危険な飲酒運転をしないために。ハンドルキーパーを決めましょう。
    山梨交通安全協会。

◆1ミニッツ・ストーリーCMアワード 2010◆
スポンサー:小野屋仏壇店
作品タイトル:おじいちゃんの大好きなもの
審査委員長:中山佐知子(コピーライター)


SE:チーン (仏壇の鈴)

子@:はい、おじいちゃんの大好きなミカンだよ。

SE:チーン (仏壇の鈴)

子A:はい、じいちゃんの大好きなお煎餅だよ。

SE:チーン (仏壇の鈴)

母 :はい、おじいさんの大好きな佃煮ですよ。

SE:チーン (仏壇の鈴)

父 :はい、じいさんの大好きな日本酒だぞ。

SE:チーン (仏壇の鈴)

祖母:はい、おじいさんの大好きな・・・・・・

〜間〜

子@:あれ?おばあちゃんの供える分がなくなっちゃった?

子A:うーんと、何かなかったっけかな?じいちゃんが大好きだったもの?

母 :佃煮は言ったし・・・

父 :日本酒も言っちゃったしな・・・

(家族の相談している雰囲気)

SE:チーン (仏壇の鈴)

祖母:はい、おじいさん。おじいさんの大好きな家族ですよ。

NA:亡くなっても、ずっとずっと家族です。
   ご葬送からお仏壇まで、小野屋仏壇店。

◆1ミニッツ・ストーリーCMアワード 2009◆
スポンサー:若鮨
作品タイトル:父の日
審査委員長:一倉 宏(コピーライター)


N(父): 離婚してから、3年。
     毎年、父の日にだけは娘と会うことができる。
     わたしは寿司屋を予約して、張り切っていた。
店 員: へい、らっしゃい、何にしましょう?

 父 : まず、まぐろを2カン、1つはサビ抜きで。

 娘 : お父さん、わたしもう、わさび食べれるよ。

N(父): 娘は、知らぬまに、大人になっていた。


 父 : 母さんは元気か?
 娘 : うん。元気よ。
 父 : 学校は?
 娘 : 楽しいよ。


N(父): 緊張のせいか、うまく会話が進まずに、時間だけが過ぎていく。


 娘 : あのね、わたし、来年も父の日にはお父さんに会いたいな。

 父 : うん?

 娘 : わたし新しいお父さんができるの。
    でもお父さんは、いつまでも、わたしのお父さんだよね?

 父 : うん・・・。

 娘 : 泣いてるの?

 父 : わさびだよ。

 娘 : お父さんも、こどもだ。

N(父): やさしい娘に育ててくれたことを、別れた妻に、心から感謝した。

N  : 寿司を通して見える人生もある。
    寿司といえば 若鮨。

◆1ミニッツ・ストーリーCMアワード 2008◆
スポンサー:たべもの屋 とりすみ
作品タイトル:初デート
審査委員長:仲畑貴志


男モノローグ:「一緒に行きたい店があるから」って、彼女をとりすみに誘った。

女モノローグ:「とりすみ?行ったことないから楽しみ」って、嘘ついた。

(SE:店のドアが開く音)

男モノローグ:ここ、元カノとも座った席。

女モノローグ:あ、元カレと座った席。

男モノローグ:なんとなく、店内を見回す僕。元カノ、まさかいないよね。
       いない。よかった。

女モノローグ:元カレ、いるわけないよね。
       いない。よかった。

男モノローグ:僕は、「和風なジュリアンサラダ」を頼む。
       元カノも好きだったサラダ。
女モノローグ:私は、「やきとり盛り合わせ」を頼む。
       男の子って、こんなの好きだもんね。

男モノローグ:「ここのやきとり、うまいんだね!」って、
       初めて食べたみたいに言ってみる僕。

女モノローグ:「こんなおいしいサラダ、初めてかも。」って、また嘘をつく。
       何度も食べたんだけど・・

女モノローグ:「なんか酔ってきちゃった。」って、元カレにも使った作戦でいく。

男モノローグ:自分が誘ったお店の雰囲気で、また自分が酔っちゃいそうな僕。

男モノローグ:いつの間にか、元カノのことなんか忘れていた。

女モノローグ:このひと、けっこういいかも。

男女一緒に:好きな人はかわっても、好きなお店はかわらない。

N    A:大切な人と、いらっしゃい。
      おいしい料理 工夫を凝らして とりすみ

前のページへ戻る