やまなし音遺産 “昇仙峡 トテ馬車”

山梨県内にある“後世に残したい音”  第13回目は≪トテ馬車の音≫です。

 

このトテ馬車は昇仙峡で活躍する馬車。

甲府市北部にある御岳昇仙峡は、富士川の支流、荒川の上流に位置するため、長い歳月かけて削り取られた花崗岩の断崖や奇岩・奇石、そして豊かな緑がある渓谷です。

秩父多摩甲斐国立公園にも属し、全国観光地百選・渓谷部は第一位。「平成百景」第二位。そして、「平成の名水百選」にも選定されている素晴らしい場所です。

そんな場所を、マイナスイオンをたっぷり浴びて活躍しているお馬さんがいます。

昇仙峡とは天神森から仙ヶ滝までのおよそ4kmを言いますが、そのうちのおよそ2kmをトテ馬車が走っています。

そこで、今回は昇仙峡で観光場所を走らせている長田さんにお話しを伺いました。

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馬の名前は「ゆうじろう」、何年もここ昇仙峡でガイドを続ける長田さん。

長田さんは46年間トテ馬車をやっています。

トテ馬車が登場したのは1947年(昭和22年)ごろ。

当時は20台くらいあった馬車も今は、2~3台になってしまいました。

馬車に乗りこむと馬車道から、ゆるい坂道。のんびり、馬の足跡を聴きながら、長田さんと世間話♪

すると突然、面白い口調で「あれはカメ石っていうだよ」「ここにはニホンカモシカがいる」などとガイドが始まります。

片道約2km(40分間)、素晴らしい景色を見ながら、長田さんのガイドを聴きながら、時間がゆっくり流れているような感覚になります。

昔と変わった所は、だいぶ松が枯れてしまったこと。そして、1972年に昇仙峡グリーンラインが開通して以来、車での観光客が多くなり、馬車利用者はめっきり減ってしまったそうです。

さらに、「昇仙峡」という認識が変わってしまってきているそう。

天神森から仙ヶ滝までを昇仙峡と言ったはずが、今は仙ヶ滝周辺のみを「昇仙峡」と勘違いしている方も多いそうです。

 

昇仙峡は四季折々の良さがあります。

春はミツバツヅジ、夏は若葉、秋は紅葉(もみじがたくさんありました)・・・

冬は道が凍ってしまうため、トテ馬車はお休みですが、雪景色も綺麗なもの。

 

馬の歩く音が良いと言ってくれる人がいたり、毎年同じ時期に乗りに来てくれる人やシーズンごと、1年に3回も4回も来てくれる人もいるそうです。

 昇仙峡の名物の一つ!「トテ馬車」

ゆうじろうと長田さんのナイスコンビネーションに出会いに行ってください♪

 

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昇仙峡馬車組合

電話/090-4676-8084

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