横丁
ひとたび様子が分かってしまえば、
美味しいものがいっぱい!
魅力的な人がいっぱい!
皆さんは、もうお出かけになりましたか?
行ってみたいけれど、どこがいいんだろう・・・
という方、このコーナーを参考にして
出掛けて頂いて、楽しい時間を過ごしてもらえたら
嬉しいです!!
(YBSラジオ『キックス』内 水曜日午後4時から)
9月は、
甲府ん!路地横丁学会の、反田亘昭(のぶあき)さんの
ご紹介
お薦め横丁は、広瀬大通り
お薦めのお店は、鳥料理専門店「とりしん」
お話を伺って、早速甲府の中心街へ~
銀座通りをもう少し南に行ったところ
東西の通り
かすがも~るを下っていくと
ビルの入り口、のようなところに
「Hirose ・・・」の文字
ここ??
通り過ぎて一度戻って
中へ入っていきます
横丁、というより、ビルの中みたいな・・・
きょろきょろ歩いて
ピカピカのビルが終わったあたりで
先に見えたのが
歴史を物語る、表構えです
ピカピカしていたところから
いっきに‘横丁’の雰囲気?!
昭和37年のスタート当初から
入り口も、外の通りも
お店の前は、変わっていないんだそうです
さあ、何を頂きましょう!!??
こちらに親子3代に渡って通う常連さんに
聞いたところ
「かわ・さら・くしーこれ絶対!!」との教え
何のことかと思いますが
かわーとり皮焼き
さらーサラダ
くしー串焼き
の3点セットのことみたいで・・・
とにかくこの3つを注文!
いい匂いがしてきます
「はい、串焼きです」
焼き鳥、と言わないのが、こだわりの証
美味しそう~
レバー、砂肝、せせり
お酒は「真澄」
理由は、ご主人が
望月真澄さん、というお名前だからなんだそう
「いっただきまーす」
美味しいーー!!
せせりは、首の部分
弾力、やわらかみ、あまみ、小味があり
なんとも味わい深い
ご主人曰く
「くびは、鶏が一番動かして運動しているところだから
一番美味しいところ。
ここだけを使って串焼きにしているんだよ」
食べて、聞いて、納得
鶏が食べられなくて、ここで食べて
その後鶏肉が食べられるようになった人、
大勢いるそうです
レバーもとろける
たれも、美味しい
そして、
「皮焼き」
ポン酢で頂きます
これまた、首の部分だそうで
くさみは一切なく
もーうぷるぷる!!
美味しさだけがダイレクトに伝わってきて
止まらない!!
こんな美味しい、とり皮、本当に初めて食べました。
美容にもいいし、
あー定期的に食べたい
サラダもたっぷり。
トッピングの、もやしのカレーマリネが効いてます
もちろん、鶏肉入り
全てに感動するので、次々食べてみたい欲求が高まり
ずらり並ぶメニューを見て、追加注文!!
とり刺し
黄金焼き
チキンライスと
こんなに食べちゃいました~
創業当時の甲府は、
今はたくさんある、焼き鳥、串焼きのお店はなく
食べるとしたら、廃鶏といって
卵をたくさん産んだ後の鶏のみ
そこで望月さんは
自分で鶏を育てるところから始めます
それ以前、調理の勉強をしていた名古屋から
鶏を連れてきて、
自分でゲージを作り、4段に仕立て
1000羽くらいを育てていたとか
「ということは
甲府に鶏の文化を根付かせた、ってことですね」
と聞くと
「ブロイラーといって、
肉を食べるための鶏を
(つまり、食肉専用種)
山梨に普及させたと自負しています」
と、応えてくれました
山梨県民は、望月さんに
感謝しないといけないですね
そして何より
お二人を見れば、
鶏がいかに、美容と健康にいいかを証明しています
ご主人、望月真澄さんは、来年80歳
奥様、永子(ながこ)さんも1つ違い!!
若い!!ですよね
永子さんは、背筋もぴんとして、
髪もすっきりまとめてるんで
ダンサーみたいです
これからも、
通い続けるファンのために、
私たちのように、初めて出会う、鶏の美味しさに開眼する
新入りのために、
お店の灯りをともし続けてください
とりしん
甲府市中央1-16-10
055-233-1632
17:00~
日曜定休
8月は、甲府ん!路地横丁学会の
土屋淳一さんお薦め
弁天通り
場所は、甲府市中央1丁目
城東通りと、銀座通りを結ぶ
縦の通り
車の通りはほどんどなく
通りの両側にお店が並んでいます
その通りの一店舗、伺ったお店は
おでん「辰己」
創業から51年
ずっとこの場所で、甲府の街と共に歩んできました
カウンター9席のみの店内
カウンター越しに、「お母さん」と皆から呼ばれる
昭和18年生まれの石原美智子さん
お客さんとの距離が、実際の距離だけでなく
心も近い
一人で来ても大丈夫、な安心感
いつの間にか、その一人同志が
石原さんを介して仲良くなり
そのうち、「無尽」と言って集まってくるような
女子会チームが出来ていたり
初めて行っても‘身内’のような居心地のよさを
感じるのだから、
そりゃ毎日仕事終わりで、「ただいま~」と来る
OLさんもいる訳です(^^)
さてさて、早速「おでん」を頂きましょう
迷いますね~
はふはふ、と頂けるように、
少しずつ
ちくわぶ、
牛すじも抜群~
大根、玉子、黒はんぺん・・・
何回し目かを食べていると
となりのOLさんが注文!!
「あたりめ」!!
美味しそう!!
と反応していると
「美味しいよ~」
周りを見ると、そんな一品料理も頼んでいる
常連さんが多いことに気付く
銀だら、まぐろのぶつ、は特に美味しいね
塩辛は手作りだし
と情報が次々と!
すると、すかさず石原さん
「元々、寿司屋の女房だから、
変なもの出せない」
食べて納得!!
この品質で、価格が信じられない!!
とろける美味しさ。
塩辛も、
くさみが一切なく、
お酒に合う
お店は元々、昭和39年、
ご主人と共に始めた、お寿司屋さんでした
平成7年5月に、ご主人が亡くなり
2か月後、同じ場所で、石原さんが
おでん屋さんを始めた、という経緯があります
今、主役となった「おでん」を、美味しく提供する為に
6時のオープンに合わせ、
午後2時には、火を入れます
とろ火でゆっくり具材に熱をいれていきます
だから、スープが濁っていないんです
スープがまず、綺麗で美味しくて
1皿おでんを平らげると同時に、
スープも有難く飲み干す・・・
しみじみ・・・美味しい
これからの季節、
有名な明野の大根が入ってきます
これは、外せない!!
手間暇惜しまず、温かい愛情を持って
一品一品を提供してくれるお店
お酒で是非飲んでほしいのは
‘コーヒー焼酎’
これも時間をかけて作られているんです!!
先の常連OLさんは
「コーヒー、お替わり!♪」
「会社終わって、喫茶店感覚、って感じかな(笑)」
でも、アルコール、しっかり入っていますから!!
でも・・・まさにコーヒーだなあ、美味しいなあ
危険な美味しいドリンクです(笑)
また来ます
辰己
甲府市中央1-1-16
055-233-7526
18:00~24:00
日曜定休
お盆ですね
ゆっくりお休み出来そうですか?
それともどこかへお出かけでしょうか?
いい夏をお過ごしください
夏を必死に追いかけて
こちらは今回、7月編
甲府ん!路地横丁学会の後藤貴仁さんに教えて頂いた
横丁は
ダラララダダーーン ダン♪♪!!
甲府市中央の‘春日横丁’
場所は、東西に通る銀座通りの
1本南
「住宅街のなかにある」
?!って、
そんな横丁・・・ありましたっけ?
ここに、後藤さんが子供の頃から通う
とっておきのお店があるんですって!!
月の2週目にいろいろお話をスタジオで伺って、
さあ実践編
4週目(7月22日放送)にお届けしたのが、こちらでした
‘かすがも~る’を下って・・・
‘銀座通り’を横目に
さあ、注意注意
春日横丁の、目指すは、ステーキ&ワイン「ミニー」
この通りかな・・・
聞いていた通り、確かに静かで住宅街っぽいな・・・
ここ!!
外から中の様子は・・・
全く分かりません。
窓もない。
この扉を開けなければ、何も分からない
1枚の扉を
引きます
創業から45年
当時から何も変わらない店内
店内はカウンターのみ
カウンター越しに
ご主人の志村敦良さんと、奥様の百合江さん
お二人が仲良くお迎えしてくれます
では、早速、後藤さん大絶賛の
お客さんも愛してやまない、ステーキを
お願いします!!
志村さんご夫婦がすれ違うのも大変なほどの
カウンターのあちら側で
一番奥、端っこのガス台の前は、ご主人の聖域
注文を受けると、定位置に立ち、
手際よく調理を進めていきます
それは見ていて気持ちがいいほど、無駄がない
大きくカットしたステーキを
フライパンに乗せ
少ししたところでアルコールをさっと注ぐと
わあーーっと火が高く上がる!
音から、見た目から、匂いから
こちらの期待がどんどん上がっていきます
火を見て「わあーー!!」
「いい匂いーー!!」
と言っている間に、はい完成
ひゃっっ☆
どうですか、このボリューム感!!
まさに、王道の、これぞ「ステーキ」という
一品が現れました!!
この鉄板も
ステーキに乗ったメートルドテルバターも
ガーリックチップも、
付け合せの人参、ほうれん草、ポテトも!!
名脇役も勢ぞろい
ではでは
「いただきます」!!
「やわらか~い」
そして口の中に
うまみがじゅわじゅわ出てきて
一切れを大切に味わいながら
しかし溶けるようにぺろり
こんなに美味しいステーキがあったのか!!
これまで知らずに生きてきた
これ、大げさでなく
今こうして綴っていながら、味がまた蘇ってくる
もっと早く出会っていたかった!!
が、いや、この日出会えてよかった
今や多くのファンが、噂を聞きつけて県内外から、
とのこと
山梨のワインと共に
とっておきの時に、じっくり味わいたい場所です!!
ステーキは4800円から
いしいさんも私も、これは大納得の価格
それだけの感動が、それ以上の満足感があるから
セットで出てくるコールスローサラダも、後藤さん一押し
大きめカットの野菜たち、手作りドレッシング
前菜から、他では食べられない美味しさなんですもの
虜になりますよ
これだけでも、大盛りいけそうなくらい
デミグラスソースも1週間がかり!!
それがかかったハンバーグも、絶品も絶品
いいお肉を使い、その場で手ごね、即フライパンへ
目玉焼きが乗った、トラディッショナルなハンバーグ
濃厚なソースがたまらない!
黄身を崩してハンバーグと和えながら食べると
これまたまろやかで、やめられない!!
横丁は、こんなお店を隠し持っていたのですね
店内を見渡せば、素材を生かし、愛情をかけた
アレンジメニューが、壁にいろいろ貼られていて
‘全て’そそられます
デミグラスソースがたっぷりかかったオムライスとか
おみやげビーフホットサンドとか
作ってもらったガーリックライスも美味しかったなあ
扉は、開けてみなければ分からない!!
まだまだ味わいたいものが、たくさん。
あーでもまた行ったら、あのステーキを食べたい!
ハンバーグも食べたい!
嬉しい迷い
高校の同級生という、敦良さんと百合江さん
お二人とも、明るくて優しくて楽しい方
ラジオでは
「余計なことしゃべっちゃうから」(笑)と?!
お声を収録することは出来なかったんですが、
是非お店で、お二人の人柄にも触れてください
45年もお店が在り続ける理由が、分かるはずです
久しぶりに戻ってきた故郷で
久しぶりに再会した、家族や友人と
「美味しいもの食べに行こう」
という時にも、ぴったりのお店です
ミニー
甲府市中央1-15-11
055-237-9487
18:00~24:30
大変お久しぶりです
「やまなしをのもう」(YBSラジオ『キックス』(水) 16:00~)
6月から、第2、4水曜日は
「横丁は山梨の宝!甲府ん!路地横丁特集」を
10月までお送りしていきます!!
甲府の中心街には、路地横丁がたくさんあります。
なかなか行きづらいと思うところもありますが、
一歩足を踏み入れれば、
温かい人情と共に、おいしいもの、やまなしが飲めるところが
しっかり存在し、人々に愛されているんですね。
このコーナーを聴いて、
甲府の中心街の路地や横丁に関心を持って頂き、
行ってみたい!と思っていただけたら嬉しいです。
そして、実際に行って、その楽しさを感じて頂けたら
さらに嬉しいです♪
だって、本当に、いいところがいっぱいなので
前フリが長くなりました、
そんな訳で6月から振り返っていきます!!
甲府ん!路地横丁学会の酒井大介さんにご紹介頂きました。
第1回は、‘オリンピック通り’
場所は、岡島百貨店の南のエリア
銀座通りを超えると
何本かの通りがあるのですが
そのうちの1本
オリンピック通りと、オリンピック北通りがあって
真ん中で二本の通りがつながっているので
地図で見ると、アルファベットのHを横にしたような形になっています
名前の由来は、もちろんオリンピックから
東京オリンピック開催の、昭和39年にこの通りが出来たんです
50年もここにあり続ける、
甲府の中心街の歴史を見てきた通りです
通りのなかに入っていきましょう~
ずんずん進んで
通りと通りを結んでいるところに
オリンピック通りをご紹介頂いた酒井さんの
お薦めのお店がこちら
この特集では、
2週目にお薦めの横丁を教えて頂いたら
番組スタッフと共に、実際にその通りに出掛けていき
お薦めのお店を体感して、
4週目に報告をする、というシステム
早速お邪魔しま~す♪
6月のお店 「くさ笛」
昭和39年にお店を始めてから
女手ひとつでずっとお店を切り盛りしてきた
名物女将 樋口東洋子さん
お店に伺った、6月18日が誕生日で、75歳に
店内は、14,5人が座れる、一列のカウンターのみ
予約は受け付けないので、早いもの勝ち
毎日ほぼ満席になります
その魅力は、樋口さんに会えばすぐに分かりました
この優しい笑顔そのまま、
みんなを明るく迎え入れてくれること
初めてで緊張・・・というのも、1秒で吹き飛び
あっと言う間に、居心地のいい、お母さんの家の住人に
みんなを笑顔にさせながら
東洋子さんはカウンターの向こう側で、
手際よく注文に応えます
その手早さにほれぼれ
(年齢言ってごめんなさい、でも)
75歳の対応力と思えないほど!
(まず、私は出来ない(笑))
私の目は、おかみさんの動きを追って
くるくる回ります
しかも、全て手作り
お通しのポテトサラダから
人気のコロッケから
全て
冷や奴も、手をかけます
まぐろの剥き身に、薬味をたっぷり
山梨のお酒も勢ぞろい
食べたいメニューも壁いっぱい
その間に、お店にいらした有名人のサインやスナップ写真
今や、県内外からのお客さんを迎えます
春は、東洋子さんが山で採ってきた、山菜
秋は、同じく東洋子さんが山で採ってきた、きのこ
その時期を楽しみに、毎年いらっしゃるお客さんもいます
お店を始めた当時のお客様の、今は孫の代が常連さんにも!
代々受け継がれているお店
メニューが貼られた壁に、一句見つけました
「くさ笛や、次の五輪の 次までも」
お店にいらした方が、俳句の先生だったそうで
詠んでくれたのだとか
次の東京五輪は、2020年
5年後は、東洋子さん、ちょうど80歳
素晴らしいアニバーサリーイヤーじゃないですか
是非、それまで
いえ、もっとずっと
ずっとずっとお願いします
こんなに温かい、横丁の歴史と共にあるお店
知ることが出来たことに、感謝せずにはいられません
オリンピック通り
「くさ笛」
甲府市中央1-20-23
055-232-3948
17:00~23:00
土・日・祝日休み
今年度も宜しくお願いします「やまなしをのもう」
(YBSラジオ『キックス』内(水)16:00~)
久しぶりに、ワイナリー訪問してきました
北杜市須玉町江草「ヴィンテージファーム」
4月22日に放送した模様を、
こちらではより詳しくお伝えしていきます
須玉町で、‘ヴィンテージ’と聞くと
‘ヴィンテージゴルフクラブ’を思い浮かべる方が
多いのでは??
それ、正解です
そのゴルフクラブが主体となって
地域産業、地域に文化を、
ひいては地域活性化に、と
農業生産法人を立ち上げ、
活動を始めたひとつの形が、
こちらのワイナリーなんです
ブドウ畑は2009年から
醸造は2013年から始めています
ゴルフ場を通り過ぎ、
まだまだ上へ上へ
鶯の声が聞こえるのどかな山あい・・・
この先に、ブドウ畑が本当にあるんだろうか
坂も大分急になってきている・・・
不安を感じながら車を走らせると
急に視界が広がりました
標高800メートルに
3ヘクタールの畑
正面に南アルプス、北に八ヶ岳
手前に須玉の山々
日照量日本一の明野の隣りですから
日当たりはここも十分
で、冷涼な気候
風通しもよく
なんと恵まれた環境!!
土には、除草剤を撒かず、掘り起こすこともしないので
触ってみると、とてもやわらかい
だから、ここのブドウの木の根は、
深く深く地中に伸びているのだとか
様々な地層からのミネラル分を吸い上げている
ワインの味わいが楽しみになってくる
育てているブドウ品種にも
新しいワイナリーの、心意気を感じます
ヤマブドウと欧州系の交配品種、
いわゆる「ハイブリッド」と呼ばれるブドウを
育て、ワインにしているんです
ヤマブドウ「行者の水」とメルローの交配品種「天恵の雫」
他、
ヤマブドウ「行者の水」に、ピノノワールとリースリングを
何代も交配して作り出された「北天の雫」
ヤマブドウ「えびづる」とカベルネソーヴィニヨンの交配品種
「富士の雫」
これらを育て、製品にしているのは、日本国内見渡しても
とてもとても貴重!!
またワインにすると、赤ワイン用は、色も濃く力強い
日本で味わえるの、ここだけじゃないでしょうか
ドイツでよく作られているシェンブルガーも
冷涼な土地を生かし、育てられています
他、
シャルドネ、メルロー、カベルネソーヴィニヨンなどを栽培し、
ずらり並んだ、ヴィンテージファーム自慢のワイン達
エチケットもおしゃれ
「由緒あるヴィンテージゴルフクラブの壁紙を
ワインのラベルにも活用しています!!」と三田さん
ゴルフクラブ内の壁紙
もう一度
先ほどのワインラインナップを、ご堪能ください
ゴルフ場と同じく、品と風格を、ボトルが纏っています
ゴルフ場へ行くと、建設中の建物が
今回、ご案内下さった、ワイン醸造部の
三田(さんだ)武さんによると
「ゴルフをして、ここで美味しくワインを飲んで
宿泊してもらう、それがここは出来るんです。
今そのための施設を建設しているんです」
実現したら、最高に‘いい休日’ですよね
その場で全て、何も気にせずゆっくり楽しめる
これからそういう休日スタイルって、
求められていくんではないでしょうか
今後の展開も益々楽しみな
新しいワイナリー
ワインも、それに伴うスタイルも大注目です
ヴィンテージファーム
北杜市須玉町江草3072
0551-20-6200
「春休み☆県外出張編~東京で飲める‘やまなし’」
PartⅡ~新宿・のだぴん
3月25日(水)放送 「やまなしをのもう」
(YBSラジオ『キックス』 毎週16:00~)
新宿駅から歩いて7,8分で到着~
いしいさん、水曜スタッフに、
キックスファミリー・アナログタロウさんも合流して
このお刺身!!!
脂がのって、新鮮で、
豪快に、も~うたまらない!!!!!
さすが、魚と心の居酒屋
海鮮サラダも
お酒が進んじゃいます
南アルプス市、旧甲西町出身のご主人
野田一彦さんは、
18歳に東京に出て以来
親戚が営む寿司屋で働いた後
「40そこそこで自分で店を始めた」そう
もうかれこれ、35,6年
新宿の、西口、東口、歌舞伎町と
新宿を知り尽くした人物
商売をしている友達、知り合いも
新宿にたくさんいて、
野田さんにお話を聞けば、
いろいろな人がつながっていくような
人脈の広さ
美味しい肴に加え
野田さんの人柄もあって
前のお店からのお客さんも多く
居心地のよさがうかがえます
山梨を感じるメニューが多いのも
嬉しいところ♪
お酒、ワインはもちろん
ほうとうを使った‘うにパスタ’!!
うに、生クリーム、ほうとうのコンビネーション
絶品
絶対食べるべし
食後のアイスは
きゃっ
山梨県民ならおなじみの
武田牛乳の
なんとアイス!!‘武田牛乳アイス’がここに!!
たくさん食べていても
すーっと入ってきちゃう
牛乳感満点の、あ~今すぐ食べたいーアイス
山梨を知ってもらえる場所でもあり、
山梨を懐かしんでやってくる人もあり。
東京に住む山梨県人で集う
甲西会、増穂会なども開催される場所でもある。
甲州弁も飛び交い
野田さんも、
「田舎に戻ったみたいな気持ちになる」
東京に出てきて、50年以上たっても
「心の中には山梨が残っている。
山梨がいいね。」
お店で楽しく過ごしていると、
私も、ここが山梨じゃないか、と思ってしまうほど
あったかい雰囲気なのだ
最後は、ご主人を囲んで、みんなで記念撮影
みんないい顔!(^^)!
「のだぴん」堪能した、いい顔、ね
おまけ☆
お願いすると、「ロシアン鉄火巻き」を作ってくれます
普通の鉄火巻きに見えて、
わさびが大量に入ったのが混ざっている
我々もお願いしまして・・・
大量わさび入りが「2個」入っている、鉄火巻きが
やって来ましたー
みんなで「せーの」で食べたところ・・・
誰だ?誰だ・・・?
あっ
さすが芸人さん!
引きが強いですね~
こんなちゃめっ気もある「のだぴん」
あなたも行きたくなったでしょう??
2代目の義彦さんと共に
愛され続ける「のだぴん」です
のだぴん
東京都新宿区歌舞伎町2-45-7
石井ビル3F
03-6273-8083
やまなしをのもう(YBSラジオ『キックス』(水) 16:00~)
2週に渡り
「春休み☆県外出張編~東京で飲める‘やまなし’」
3月18日放送
PartⅠ~銀座・元酒屋
いしさんと共に出かけてきました!!
お店はこちら
山梨と東京と、山梨のお酒との深~い関係はいかに??
いざ、店内へ
あ~ら素敵な雰囲気
おっ、「七賢」の文字!!
こちらが店主の北原啓次さん
早速、お話を伺っていきます
創業31年、この場所が4軒目、でこちらで11年
日本の中心、銀座で「七賢」を売りたかった、
飲んでもらいたかった、と。
店内見渡すと、メニューは・・・
美味しそう~
洋食?!
洋食と、日本酒!?
「脱サラでお店を始めたんだけれど、
妻の実家が洋食屋だったので、その技術を教えもらい、
せっかくなので、洋食と日本酒でお店を始めたんです。
明治時代は、エビフライ、ビフテキと一緒に、日本酒も
普通に飲んでいたんですよ。
だからいけるかも、と思って。」
最初こそ、ワインの方が売れていましたが、
そのうちお客さんも慣れてきて、日本酒にも
洋食が合うんだと、楽しんでくれるように
グラスで出してくれるところも、洋食とマッチしていて
おしゃれ
さて、ここで、なぜ「七賢」なのか、というなぞ
「七賢」・・・北杜市にある山梨銘醸のブランド名
・・・店主は北原さん・・・
はい、北原さんは、
今の山梨銘醸の代表取締役社長・
12代目蔵元の、北原兵庫さんの弟さんなんです!
ですから、正真正銘、蔵元直送「七賢」が
こちらで美味しく頂ける!!という訳です
さあ、全ての謎が解けたところで
試飲&試食ターイム♪♪
お店で一番人気の
「鶏もつウスターソース煮」を出してもらいました
とりもつ煮、は山梨の定番ですが
ウスターソースで煮たものとは!!
ここで、いしいさんの正体?に気付いた北原さん!!
リポートを、「佐藤浩市さんで」というリクエスト
いしいさん
飲んでみて、食べてみて・・・
「んん、合うね~
鶏もつの酸味とお酒の酸味がいいね~・・・」
おっ、北原さんも喜んでくれている様子
ミッション、クリア!!??
銀座で、
新鮮、お得に、グラスで七賢!
1杯350円から、という値段、
信じられません!!!
蔵元直送だから出来ること
この日も夜は予約でいっぱい
多くの人に愛されています
新橋駅から歩いて3分
覚えておいて、損はありません!!
銀座 元酒屋
中央区銀座8-5-24
西八ビル2F
03-3572-6240
2月18日放送 「やまなしをのもう」
(YBSラジオ『キックス』内 毎週水曜16:00~)
ワイン造り、ブドウ作り
というと、活発に動いているイメージは・・・
ブドウが実ってきたあたりから?
収穫、仕込み、醸造・・・と忙しそうな感じ!!
でしょうか??
では、この時期ってどんなことをしているのでしょう
ということで、お邪魔させて頂きました
以前もこのコーナーに出て下さいました
山梨市の「旭洋酒」
畑に連れて行っていただくと
すっきりとして、見晴らしがいい
実もなければ、葉もないこの時期の畑
木、枝、地面の様子が丸分かり
畑の責任者は、奥様の順子さん
今、畑は「剪定」の時期
「3月になると、根が動きだします。
そうすると、もう枝の動きは止められないんです。
休眠期の今のうちに、
枝が伸びた時、ブドウが実った時のことを考えながら
枝を短く整えます。
どちらにこの枝を伸ばそうかな、
どう伸びたら、他の枝と重ならずに成長出来るかな、と」
と言いながらも、枝を切り落としていく速度は
いい音を響かせて、とてもリズミカル♪
つまり、瞬時にその枝の将来のことを考えて
今を作っていっている、ということなんですね!!
その判断力、スゴ技です!!
こうして伸びている枝
パチンパチンと音を響かせ・・・
整えられて、この景色
う、美しい・・・!!
ワイナリーに戻ると、醸造担当の旦那様剛さんも
お仕事中
ビン詰め作業があったり
接客をしたり
新しいワインのエチケットを2人で決めたり・・・
と
休む間もなくこの時期も、仕事はたくさん
そんな中、
「今、将来を見据えてお手伝いをしてくれている萩原君や、
新年度から一緒に仕事をしてくれる方も見つかったので
そうしたら、もう少し余裕を持って
ひとつひとつの作業と向き合えるかも」
と順子さん。
いずれ、地元でぶどうを作り、地場産業を発展させて
くれるであろう若者に大きな期待も寄せています
萩原さんは、東京で働いていましたが、地元に
戻ってきました。
また、地元がここでなくても、
ブドウを作りたい、ワインに興味がある、という
方達も増えてきているのを感じそうで、
そんな方達を見ると
ついつい自分達と重ね合わせてしまうところがある、と
その目は温かです
さあ、間もなく3月!
いよいよ土の中も、木も枝も
また動き出しますね!!
もしや今年初☆(汗)
ずいぶんご無沙汰いたしました
遅ればせ過ぎるご挨拶ではありますが・・・
こんな私ですが、本年もどうぞ宜しくお願いいたします!!
さてさて「やまなしをのもう」
(YBSラジオ 『キックス』(水) 16:00~)
2015年も順調に滑り出しております
寒さ真っ只中の1月
先月のホットワインに引き続き
‘ホット日本酒カクテル’
‘ホットビアカクテル’
を立て続けにご紹介いたしました
お酒を温めて飲む、というのは
まず、体が温まる、
心も体もゆったりしてリラックス、
美肌、快眠等、いいことがたくさんあるんです
お酒が苦手な方にも飲みやすい、というのも
お薦め出来るポイントです
まだ寒さは続きます
是非作ってみて下さい(^^)
スタジオでご紹介したレシピはこちらです
‘日本酒カクテル’
①ホットゆずみつ酒
日本酒 大さじ2
ゆず茶 大さじ1強
湯 180ml
(日本酒カクテル推進プロジェクトHP参照)
カップに全ての材料を入れて混ぜるだけ
簡単!!
ゆず茶よりも手に入りやすい、
今回はレモンティーで作ってみましたよ
「美味しいーーー!!」(byいしいさん)
②大人のチャイ
日本酒 大さじ2
紅茶豆乳 200ml
五香粉 小さじ1/4
シナモンスティック 1本
(日本酒カクテル推進プロジェクトHP参照)
カップに日本酒と五香粉を入れて混ぜ
そこに温めた紅茶豆乳を混ぜながら加える。
シナモンスティックを入れる。
シナモンスティックの準備、面倒ー
ということで、今回は最後にシナモンパウダーを
パッパッと振りかけて完成
五香粉も香りですので、パッパッでいいと思います!(^^)!
「もっと飲みたい!!」(byいしいさん)
どちらも大好評でした☆
‘ホットビアカクテル’
ピルスナーとオレンジマーマレードの
ホットカクテル
ピルスナー 120ml
オレンジマーマレード 小さじ2
グラスに材料を入れ、電子レンジ(500W)で
80~90秒
(ビール王国5参照)
一度ごくっと飲んだら、
次は沈んだオレンジの皮をスプーンで食べて
その後、また一口ごくっ。
オレンジ風味が口に広がります。
一口一口味わいが変わっておもしろい。
ワインばかりでなく、
熱燗ではなく、
炭酸でも、
「温かくして飲む」
お好きなお酒でお試しください
12月24日(水)「やまなしをのもう」
(YBSラジオ『キックス』内 水曜16:00~)
甲州市塩山の『機山洋酒工業』
3代目 土屋幸三さんと
暖炉の前で、ゆったりお話させていただきました
土屋さんが、お父様の後を継いだのが、1994年
ちょうど20年が過ぎました
前半10年は、
「失敗という失敗は全てした」とか
別の仕事をしていて、家業を継ぐ、ということで
この世界に入ってきた土屋さんは
ワイン造り、ブドウ栽培、売ることも、
最初は見よう見まね
取り返しのつく失敗、取り返しのつかない失敗と
するたびに、イライラしていたそう
今の土屋さんからは、全く想像つきませんが
しかし、年を重ね、キャリアを積み、
プライベートでの子育ても経験するなかで
「様々なことを‘受け入れていく’しかない」というところに
至ります
暑い、雨が降らない、異常気象・・・
毎年違う気候、違う条件なのは当たり前
確かに翻弄されるけれど、受け入れていくしかない
ちょっとよかったからといって、楽観的にならず
ちょっとだめだったからといって、悲観的にならず
何があっても自分を失わず・・・
ん?宮沢賢治の世界?!(笑)
1年に1度のワイン造り
どう努力したってそのサイクルを2回には出来ない
だから、「そういうことに気付きやすいってこともあるのかな」
そして後半10年
2004年から今年までの10年
全体的に日本のワインが注目されるようになってきて
期待も高まってきた月日
つまり、山梨のワインが大きく世間から注目されるようになった、
と言えるのです。
「そこにプレッシャーは?」という私の問いに
「常に努力をしてきましたね。
認められたのは有難い。
ワインを売りやすい環境にもなってきて。
お客さんからの期待も高まってきて。
最初の頃、作柄の影響もあって品薄の時期もあったんです。
買おうと思ったら売り切れている、
となると、そんなにいいのか、とますます期待が高まる。
それに応えていかないと、せっかくの期待がしぼんでしまいます。
それこそ怖いこと。
ちゃんと期待に応えていかないと大変なことになるなあ」
と、頑張ってきた10年、ということになります。
話の内容、話しぶりから、土屋さんのワイン造りに対する
実直さが伝わってきます
土屋さんの造る機山のワイン
クリスマス、年末年始、このタイミングでお薦めの1本は?
「キザンスパークリング トラディッショナルブリュット」
甲州種で、
シャンパンと同じ瓶内二次発酵で造られたスパークリング!!
華やかな席にぴったり
また、甲州種の特徴として、いろいろな食材と合うという強みは、
冬の定番、野菜や肉、魚などなんでも入った鍋料理
様々な料理が詰め合せられたおせち料理とも、
完璧なマリアージュ
ぜひ、このタイミングで、1度ご賞味ください
店内もかわいいディスプレイでした
機山洋酒工業株式会社
甲州市塩山三日市場3313
0553-33-3024