2012年1月アーカイブ

きょうのインデックスは…甲州凧 


昔ながらの遊び「凧揚げ」
dash風の強い日には、凧が空高く舞い上がりそうですよね。

冬休みには子どもたちが凧揚げをする光景が見られ、おもちゃ屋さんだけではなく、
駄菓子店や文房具店などでも売られていました。

ところで、凧とは、
「空気より重く、紐が付いていて、風圧でつくられた力によって、水平線に対して
明確な角度をもって揚げることができるもの」

と定義されています。

日本の凧は、中国、朝鮮半島から紙と墨の伝来と同時期に伝えられたと言われています。

形はやっこ、扇などさまざまで、凧に描かれる絵柄は武者歌舞伎役者などが
一般的ですが、漢字1字で「龍」「嵐」などの文字が描かれることも多いんですよ。


山梨県内では、南アルプス市を中心に、
江戸時代からの伝統の「甲州凧(こうしゅうだこ)づくり」が行われています。

甲州凧は強風に負けないように、通常の凧のtwo倍以上の太さの竹や糸で作られています。

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甲州凧は、
縦長の長方形で畳数枚分と大きく、凧の下に足や尾をつけないという特徴があり、
その形から「甲州かるた凧」とも呼ばれています。

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大正時代、当時の山梨県内の遊びや玩具を記した資料「おもちゃ籠」によると
「東京では正月遊びの一つである凧上げは、山梨は風が強すぎるため正月より5・6月頃の風が緩やかで、陽気も良いことから凧上げに向いている。」と記録されています。


現在は、毎年4月29日みどりの日に南アルプス市東南湖の河川敷で、甲州凧の伝統を唯一受け継いでいるイベントとして「甲州凧あげまつり」が開催されているんですよ。

凧の出来映えや揚がる高さを競い合う恒例行事となっています。

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そして、凧は、有名なベンジャミン・フランクリンのthunder雷は電気であったという実験や、気象観測への利用などで現在社会の礎を築く手段として活用されてきました。

雷の正体である電気についてはその後人間によって、水力や火力、原子力のように様々な発電方法が確立され、現在においては自然エネルギーを利用したクリーン・エネルギーeye注目が集まっています。


そのような中、山梨県では、太陽の光や川の水を活用して、地球温暖化ガスの排出量を
削減し、森林の二酸化炭素の吸収量と均衡させていく「CO2ゼロやまなし」の実現に
向けて関連の事業を重点的に推進しています。

sun日照時間が日本の中でもトップクラスの地の利を活かして
「ソーラー王国やまなし」の実現を目指しており、
1月28日に甲府市にある米倉山のソーラー発電所を稼働させます。
一般家庭3400軒分の電力に相当する電力を発電できるそうですよhappy02

ソーラー発電所には、PR施設「ゆめソーラー館やまなし」も整備され発電方法などについて学べる展示や発電所が一望できる展望台などがあります。

今週末、陽の光を浴びながら訪れてみてはいかがですかwink


電池やエンジンなどを使わないクリーンな遊びである凧上げと同じように、
クリーンエネルギーを利用した発電量もup高く高く上がっていくと素敵ですねhappy01

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写真:「山本武夫」作

 
 
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「やまなしINDEX」を放送後にホームページでもお聞きいただけます。
是非お楽しみ下さい!

 
 

きょうのインデックスは…おもてなし推進週間
 



ラジオをお聴きの皆さんは、「おもてなし」という言葉にどのようなイメージをもっていますか?

house家に来たお客様に、お料理などをたくさん出したり、気持ちよく過ごしてもらう気遣いをしたり、きれいなお花を飾ったり・・・と、様々な「おもてなし」が思いつきますね。


さて、県では昨年12月に、「おもてなしのやまなし観光振興条例」を制定しました。

これは、
県民みんなで、山梨の景観や文化、環境といった素晴らしさを改めて認識し、
山梨への旅行者に対して、


・温かな心配りで接待すること

・良好な景観を形成するとともに、施設の整備による快適性などを確保すること、

・地域の特産物を活用し、歴史、文化資産の保存及び活用すること


を通じ、旅行者の立場に立ってみんなで「おもてなし」をしましょう、
というものです。


私たちの、日々の生活の中では当たり前になっている景色や環境が、旅行者にとっては、魅力ある観光資源であることに、私たち自身が気付き、さらに魅力あるものにしていくことで、旅行者に感動してもらったり、「来て良かった」と思ってもらったりできるんですね。


以前、県外の友人が山梨を訪れた際、fuji富士山の姿を見て、とても感動していたことがあります。
私たちにとっては、毎日見ているので当たり前になってしまっている富士山の姿も、改めて大切にしたいと感じましたconfident

そんな景観も、ごみが散らかっていたりしたら台無しですもんね。

自分の家の庭をきれいにするように、地域もみんなできれいにすることで、一層魅力的な
景観や環境になり、「住んで良かった」と誇れる地域になるんですね。

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さらにこの条例では、
毎年2月1日から7日までを「おもてなし推進週間」と定めています。

これは、皆さんにおもてなしの重要性についての理解と関心を深めてもらい、
おもてなしを実践するきっかけにしてもらうことを目指しています。

「おもてなし推進週間」中の2月3日には、
「おもてなしのやまなし県民大会」を開催
します。

「県民大会」では、ザ・リッツ・カールトン前日本支社長で、
現・人とホスピタリティ研究所所長の高野登氏の講演会
なども予定しています。


また、2月7日まで「おもてなし」を推進していくための標語も募集しています。

多くの皆さんの、ご参加とご応募をお待ちしています。
詳しくは、県のホームページをご覧ください。

山梨県のホームページはこちらです。


私も、標語を考えて応募しようと思っていますwink


県民の皆さんに、「おもてなし」を実践して頂くきっかけになることを目指して、
1月25日からの2週間、県ではtvテレビCMを放送します。


CMには、多くの県民の皆さんも出演します。

ぜひご覧になってくださいねhappy01

 
 
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きょうのインデックスは…カモシカ 



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「カモシカ」は、「シカ」という名前が付いていますが、「ウシ科」に属する動物で、日本では「ニホンカモシカ」を指すことが多く、山梨県の“県の獣”に制定されています。

本県では、南アルプス、奥秩父、富士山、三ッ峠などの山岳地帯に生息しており、高山のきびしい自然に耐えて生きていることから「忍耐・努力」を表しています。

カモシカの名前は、諸説ありますが、このように山の険しいところ、「かま」にいる鹿というところに由来するとも言われています。

大きさは、メスとオス、ほとんど同じ大きさで、体長は100cm-120cm、肩までの高さは70cm程度。
体の色は黒褐色や灰褐色が多く、足は、岩場などで安定して歩けるように短く太く、
蹄は広がるようになっています。

食性は植物食で、木の葉や樹皮、果物などが主な食べ物です。


森林の伐採による住み家の喪失や防寒用の毛皮、装飾用の角などの利用による乱獲によってカモシカの数は激変down
絶滅からカモシカを守るため、昭和9年の国の天然記念物指定を経て、昭和30年、
国の特別天然記念物に指定され、これまで保護されてきました。


しかし、農作物・要齢造林木に対する食害が発生し、特別天然記念物の保護と、農林業者の生産活動との調和を図る必要が生じてきました。

そこで、平成6年に文化庁が作成した「カモシカ保護管理マニュアル」に基づいて、
カモシカの生息状況及び生息環境などを継続的に調査しています。

山梨県ではカモシカの保護地域となっている、南アルプスと関東山地が調査対象になっています。
県内の南アルプスの保護地域には750頭、同じく関東山地の保護地域には
45頭―200頭のカモシカが生息していることが分かっています。

なお、関東山地ではカモシカの分布が縮小し、生息密度が以前に行なわれた調査より低くなってきている結果となっています。


カモシカの他、本県が関わる動物の天然記念物といえば、

「甲斐犬」 「ヤマネ」 「ライチョウ」ですが、

「甲斐犬」は、昭和9年、「ヤマネ」は昭和50年に国の天然記念物に指定

「ライチョウ」は大正12年にカモシカと同様、国の特別天然記念物に指定されています。

「ライチョウ」は生息数も減少しており、絶滅が危惧されています。


また、身延町の久遠寺は、本国に夏鳥として渡ってくる「プッポウソウ」の繁殖地として
昭和12年に国の天然記念物に指定されています。
ここ数年は生息が確認されていませんが、町内の他の地域では鳴き声が確認されることもあります。


紹介したカモシカなどの「動物」、また「植物」などとの共存により、自然が成り立っています。
私たちと動物たちとの調和の取れた生活環境を守り続けていきたいですねconfident

 
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きょうのインデックスは…雨畑硯 



富士川町鰍沢にある雨畑硯の工房へやってきました。
この地域では300年以上前から雨畑硯が作られてきました。

ラジオをお聞きのみなさんの中にも、お正月、
この硯を使って、新年の目標や抱負を書き初めした人もいるのではないでしょうか。


こちらにその雨畑硯があるのですが・・・

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paper触った感じは・・・
サラッとしていていて、すごく滑らかです。

指に吸いつきそうなぐらいしっとりしています。

見た目もshine美しいです!!

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これが、墨の当たり、墨下りがすぐれているということで、
中国の有名な硯にも匹敵するとして書道愛好家などから愛されてきました。

現在、県の指定伝統工芸品になっています。

雨畑硯の原石は、雨畑川上流の石層から採り出されます。
このエリアには地層の溝があって、地層が擦れ合うことで良質な石が出来たとされているんです。

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硯職人の雨宮 峯硯(あめみや ほうけん=雨宮 正広)さんに、雨畑硯の魅力を聞きました。

「やっぱり墨下りが一番いいということ。
 硬い墨でも、柔らかい墨でも細かくおりる。
 墨色が(他の硯で下すのと)違う。
 硬い墨でも柔らかい墨でもサラッと下りるのが一番の特徴。
 だから筆運びもすごくいい!!」



工程はおよそ1週間。
削って、磨くを何度も繰り返し、最後は漆などを塗って仕上げます。
とても手間がかかる作業です。

硯作りは、全て手作業paper
硯に使う石は硬度が高いため、熟練した技術が必要です。


雨畑硯の魅力をもっとたくさんの人に知ってもらって、
この地域の伝統を守っていきたいですねhappy01


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