2014年7月アーカイブ

今週のインデックスは…大門・塩川ダム


毎年7月21日から31日は、森林やダムなどの役割について理解を深める「森と湖に親しむ旬間」です。
そこで、今月のやまなしINDEXは県内のダムを特集しています。
最終回の今日は北杜市の「大門・塩川ダム」です。

大門ダムと塩川ダムは洪水調整の他、北杜市に上水道を供給する役割を果たしています。また両ダムともに随時ダム見学を受け付けているということで、今日私は塩川ダムの見学にやってきました。

ご案内して下さるのは大門・塩川ダム管理事務所 塩川ダム管理課の五味課長です。
よろしくお願いします。

五味課長)
よろしくお願いします。今日はダムの底までご案内します!
本来であればエレベーターを使用するところですが、今日は階段を使っていってみましょう。

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三浦)
ちょっと深すぎて先が見えないですね…。

五味課長)
ダムの底まで約75mあります。

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三浦)
私たちは階段を約5分かけて、ダムの底に下りてきました。かなり涼しいです。

五味課長)
現在の気温は約10度。冬は暖かく、夏は涼しく感じると思います。

三浦)
塩川ダムはどんなダムなんですか?

五味課長)
広さは約43万平方メートル、東京ドームの約9.2倍あります。
ダムの貯水量は1,150万立方メートルで、県庁本館で換算して約371杯分になります。

三浦)
ダムを実際に歩いてみて、どんな役割を果たしているのか分かりましたし、何よりもその迫力に驚きました。

さて山梨県では県内の4つのダム、広瀬、荒川、塩川、深城ダムのいずれかで毎年、「森と湖に親しむつどい」というイベントを開催しています。

五味課長)
「森と湖に親しむつどい」は森林や湖に親しみながら、森林やダム、河川などの重要性について関心を高め、理解を深めることを目的として開催しています。イベントでは、モーターボート乗船やダム内部の見学、木工教室、地元特産品の販売など、様々な催しが行われ、家族全員で楽しみながらダムを知ることができます。

今年は7月27日(日)午前10時から午後3時まで、本日ご案内した塩川ダムにおいて開催されます。是非この機会に森林や湖に親しみ、森林やダム、河川などの重要性について関心を高め、理解を深めていただきたいと思います。

三浦)
なるほど、夏休みのお出かけにぴったりのイベントですね!五味課長、今日はありがとうございました。


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「やまなしINDEX」を放送後にホームページでもお聞きいただけます。

是非お楽しみ下さい!

 

今週のインデックスは…深城ダム


毎年7月21日から31日は、森林やダムなどの役割について理解を深める「森と湖に親しむ旬間」です。
そこで、今月のやまなしINDEXは県内のダムを特集しています。
今日は大月市にある「深城ダム」です。

深城ダムは山梨県で5番目の平成17年3月に完成した多目的ダムです。

大月市七保町瀬戸の一級河川葛野川は勾配が急峻で、さらに河道の流下能力が低いため、台風等による出水時には、大きな被害を受けてきました。

また、大月市及び上野原市では、これまで桂川支流の表面水や地下水等を水源として水道用水を確保してきましたが、近年、市街地の人口集中や新たな宅地開発により、水道用水の需要が急激に増加し、新たな水源が必要となりました。

そこで、県では葛野川総合開発事業として、洪水調節と併せ、上水道用水を確保するための多目的ダムとして、深城ダムを建設したのです。

深城ダムでは平成24年から放流水を利用した水力発電も行っており、水資源の有効活用を図っています。


深城ダムの湖の名前は、『シオジの森ふかしろ湖』といいます。
深城ダム上流域には、モクセイ科の落葉高木「シオジ」の天然林がたくましく生育し、古くから水源涵養林として地域の人々に守られてきました。

『シオジの森ふかしろ湖』という名前は、ダム建設により故郷を離れた人々が住み慣れた集落の地名「深城」とともに、湖名が地域に親しまれ、
永く語り継がれることを願い、命名されました。

本日ご紹介した「深城ダム」ではダムの内部見学を平日の昼間、1名より随時受け付けています。
ダム内部見学は、普段、自由に立ち入ることのできないダムの内部や堤体直下部へ行くことができ、直下から壮大なダムを眺めることもできます。

電話で予約、もしくは管理事務所の玄関脇インターホンから申し込んでください。お問い合わせ、ご予約のお電話番号は0554-24-7062、深城ダム管理事務所までお願いします。


深城ダムは、ダム堤体、貯水池である「シオジの森ふかしろ湖」の他に、展望台や小金沢公園も併設しています。
夏休みはご家族でダム見学を楽しみながらダム周辺の自然も満喫してみてはいかがでしょうかconfident


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今週のインデックスは…広瀬・琴川ダム


毎年7月21日から31日は、森林やダムなどの役割について理解を深める「森と湖に親しむ旬間」です。
そこで、今月のやまなしINDEXは県内のダムを特集しています。
今日は山梨市にある「広瀬・琴川ダム」です。

広瀬ダムは笛吹川による幾多の水害を防止するため、昭和50年に完成したダムです。

広瀬ダムの洪水調節により、洪水被害が防止できる地域は約6,000へクタールで、地城内の人口は70,000人におよびます。

広瀬ダムで取水された水は、発電に利用されるほか、甲州市、山梨市、笛吹市、中央市、市川三郷町で飲み水や灌漑用水として利用されるなど、私たちの生活に欠かせない役割を担っています。


琴川ダムは、琴川及び笛吹川流域の水害の防止や河川環境保全のための流量確保、さらには水道用水の供給と発電を目的とし、平成20年に完成しました。

この琴川ダム、現在国内に建設されている多目的ダムの中では最も高い標高に位置するダムです。

そんな琴川ダムの特色と言えば、県内で初めての湖面利用の出来る『地域に開かれたダム』で、ダムの天端の開放や湖の半島部に周遊できる遊歩道などがあります。

琴川ダムは、周囲に広がる「乙女高原の森」とともに牧丘北部エリアの観光拠点として地域の更なる発展に寄与することが期待されています。


本日ご紹介した広瀬ダムと琴川ダムでは施設見学も受け付けています。
職員によるダム施設の案内・説明を希望する方は事前にご予約の上ご参加ください。

受付期間は土日祝日、年末年始を除く平日です。見学時間は1時間コースや30分コースなどがあります。詳しくは各ダムのHPをご参照ください。

夏休みはご家族で私たちの生活に欠かせない役割を担う県内のダムを見学してみてはいかがですかconfident


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今週のインデックスは…荒川ダム


毎年7月21日から31日は「森と湖に親しむ旬間」です。
これは森林や湖に親しんで、心身をリフレッシュ。さらには、森林やダムの持つ自然豊かな空間や、社会生活に果たしている役割について理解を深めてもらうことが目的です。

そこで、今月のやまなしINDEXは県内のダムを特集します。
第1弾の今回は荒川ダムです。


荒川ダムは甲府市川窪町と高町にかかる多目的ダムです。

かつて荒川は、河川の勾配が急峻なため明治43年の大水害をはじめ、近くは昭和34年の伊勢湾台風、昭和41年の台風26号などにより多大な被害を与えてきました。
そのため山梨県は洪水防御の目的と、甲府市を中心に需要が増していた上水道用水を供給する目的で昭和61年に荒川ダムを建設しました。

堰堤は、周辺の景観に調和するように、石を積み上げるロックフィルダムという型式で造られ、この型式のダムは県内に2つしかありません。
ちなみにダム湖の大きさは東京ドームの9倍。入る水の量は860万m3で、ドラム缶に例えると地球を一回りするほどです。

このようなダムの情報を詳しく知りたい方には、見学がオススメです。
お一人からでも職員がダムの概要や機能について分かりやすく解説します。なんとダムの底に降りていくこともできるのです。これからの夏休みシーズン、子どもの自由研究にも最適ですね。

また、ダムを見学すると「ダムカード」がもらえます。県内6つのダムの「ダムカード」を全て集めると「総合カード」を手に入れることができるのです。
ただし、職員がダム管理業務に当たっている場合がありますので、県のホームページで連絡先を確認のうえ、事前にお問い合わせをお願いします。


ダムは、水害から私たちの生命・財産を守るためだけでなく、生活に欠かせない水の供給や、周辺の森林とともに美しい景観も作り上げています。

荒川ダムの周辺には全国観光地百選・渓谷の部第1位、「平成百景」第2位などに選ばれている御岳昇仙峡をはじめ、数多くの観光スポットもありますので、「森と湖に親しむ旬間」のある今月、是非ご家族・ご友人とダム見学に訪れてみてはいかがでしょうかhappy01


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