飲酒運転しない!させない!

今回のINDEX : 『 飲酒運転しない!させない! 』
 
 
山梨放送アナウンサーの加藤響子です。山梨県がお送りする『やまなしINDEX』です。
 
今回の「やまなしINDEX」は「飲酒運転しない!させない!」についてお送りします。
 
後を絶たない「飲酒運転」。
 
とくに年末年始は飲酒の機会が増えるので気をつけなければなりませんね。
 
そこで今回は飲酒運転の現状や飲酒運転防止に向けた取組について、県交通政策課の大島絵美さんにお話しを伺います。
 
◇ ◆ ◇
 
加藤アナ : 大島さん、宜しくお願い致します。
 
大島さん : 宜しくお願い致します。
 
加藤アナ : まずは、山梨県の飲酒運転の現状について教えていただけますか?
 
大島さん : 県警察が新聞で発表しましたが、昨年、人口10万人当たりの飲酒事故発生件数において、山梨県は全国ワースト2位です。今年の状況はと言うと、飲酒運転事故の件数は減っています。
 
ただし、これは事故全体の件数が減っているからで、全事故に占める飲酒運転事故の割合に注目すると昨年と変わっていません。実質、飲酒運転事故は減っていないのが現状です。
 
加藤アナ : 県では飲酒運転防止に向けて、どのような取り組みをされていますか? 
 
大島さん : 山梨県から飲酒運転を根絶するために、県では、秋の全国交通安全運動や年末の交通事故防止県民運動等で重点項目として掲げています。県警察や市町村等の協力をいただきながら啓発を行っています。
 
さらに、12月1日から1月31日まで『飲酒運転しない・させない山梨キャンペーン』を実施しています。
 
ラジオやテレビでの啓発を行うほか、飲食店や酒類販売店など、お酒を扱う店舗などにご協力をいただき、「飲酒運転させない宣言の店」のPOPを置かせてもらっています。
 
県民の皆様に、お酒を提供した人、車両を提供した人、飲酒運転の車に同乗した人も、飲酒運転をした人と同じように、懲役や罰金など、厳しい罰があることを知ってもらいたいと思います。
 
運転手本人だけでなく、周囲の人たちにも「飲酒運転をさせない」意識を強く持ってもらい、飲酒運転をさせない環境作りを目指しています。
 
また、県警では取締りを行ったり、交通安全協会と協力して、ハンドルキーパー運動という《 お酒を飲まない人=ハンドルキーパーを決め、その人が仲間を送り届け、飲酒運転を防ぐ 》という運動を行い、飲酒運転根絶に向けて活動しています。
 
加藤アナ : 私たち一人一人の意識が大切ですよね。
 
大島さん : 飲酒運転は、危険で悪質な行為です。
 
「少しだけだから大丈夫」という甘い考えが、人の命を奪い、多くの人の人生を崩壊させてしまいます。
 
飲酒運転をなくすため、重要なことは「運転手本人が飲酒運転をしない」ということ。そして周囲の「飲酒運転をさせない」という意識です。
 
皆さんの仲間や家族が、飲酒運転で人を傷つけてしまった時のことを想像してみてください。
 
飲酒運転は運転手だけの問題ではなく、周囲の人間にも、飲酒運転をさせない義務があります。
 
飲酒の機会が多くなる季節、「飲酒運転をしない」ことはもちろん、「飲酒運転をさせてはいけない」ということも忘れないで欲しいと思います。
 
加藤アナ : 今回は「飲酒運転の現状」そして「飲酒運転防止の取り組み」について県交通政策課の大島絵美さんにお話しを伺いました。
 
ありがとうございました。
 
大島さん : ありがとうございました。
 
◇ ◆ ◇
 
今回は「飲酒運転しない!させない!」をご紹介しました。次回の「やまなしINDEX」は「県政この一年」です。
 
後藤斎山梨県知事にお話しを伺います。
 
山梨県がお送りした「やまなしINDEX」。お相手は加藤響子でした!! それでは良い週末をお過ごしください!!
 
clover clover clover
 
 
YBSラジオ『やまなしINDEX』は放送後に当ホームページにてお聞きいただけます。
 
是非お楽しみください。