小正月の行事

今回のINDEX : 『 小正月の行事 』
 
 
山梨放送アナウンサーの加藤響子です。山梨県がお送りする『やまなしINDEX』です。
 
あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い致します。
 
今回の「やまなしINDEX」は「小正月の行事」についてお送りします。
 
新年1回目の放送は県内の小正月行事を取り上げます。
 
今回は県指定無形民俗文化財となっている2つの行事をご紹介します。
 
◇ ◆ ◇
 
『 一之瀬高橋の春駒 』(甲州市)
 
「春駒」は春の訪れを歓迎し、一年の無事を祈願する甲州市の一之瀬高橋地区に伝わる伝統芸能です。
 
笛や太鼓、鉦(かね)によるお囃子と歌に合わせた駒踊りで構成され、かつては道祖神場や家々を巡ったそうです。
 
昭和42年に、山梨県の無形民俗文化財に指定された時には保存会が結成されていたそうですが、その後、集落の過疎化が急激に進んだことなどから、一時、春駒の伝承は途絶えてしまいました。
 
しかしながら、これを惜しんだ一之瀬高橋地区の出身者をはじめ、地区外の人も含めた皆さんのご努力により、平成20年には正式に保存会が再結成されました。
 
現在では、保存会の皆さんにより、JR塩山駅前の「旧高野家住宅 甘草屋敷」を会場として行われています。
 
なお、今年は1月8日(日)午後6時から行われるとのことです。
 
ちなみに、一之瀬高橋春駒保存会の皆さんは、一時途絶えていた春駒を復活させて、毎年披露している点などが評価され、平成27年度の「地域伝統芸能奨励賞」を受賞されたとのことです。
 
素晴らしいですね。
 
 
『 下教来石の獅子舞と道祖神祭り 』(北杜市)
 
こちらは、北杜市白州町の下教来石(しもきょうらいし)地区に伝承されている小正月行事です。
 
先ず下教来石の「獅子舞」は、お祝い事のあった家だけではなく、集落の全ての家をまわることが特徴です。
 
そのため、小正月の早朝から夕方まで行われるそうです。
 
また天保13年(1842年)には既に行われていた記録があるそうで、春秋の神社祭礼に行うのではなく、道祖神祭りと結びつき、小正月行事の一環として行うところも特徴です。
 
次に下教来石の「獅子舞」は御神楽獅子(みかぐらしし)または女獅子とも呼ばれ、一般の獅子舞いと違って、もの静かでとても優雅なのだそうです。
 
また、夜の道祖神祭りの特徴は、道祖神の御神体が家々をまわることです。
 
そのまわり方も面白く、人目を避けるように夜道を走り、お祝い事のあった家などに着くと、土足のままその家の中に上がり込むそうです。
 
今年は1月14日(土)に行われる予定です。
 
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今回は「小正月行事」をご紹介しました。次回の特集は「冬の省エネ」です。
 
山梨県がお送りした「やまなしINDEX」。お相手は加藤響子でした!! それではとても良い週末を!!
 
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YBSラジオ『やまなしINDEX』は放送後に当ホームページにてお聞きいただけます。
 
是非お楽しみください。