冬の省エネ

今回のINDEX : 『 冬の省エネ 』
 
 
山梨放送アナウンサーの加藤響子です。山梨県がお送りする『やまなしINDEX』です。
 
今回の「やまなしINDEX」は「冬の省エネ」についてお送りします。
 
「省エネ」というと皆さん、夏のイメージが強いのではないでしょうか?
 
しかし冬の電気の使用量もあなどれません。
 
今回は、山梨県エネルギー政策課の平賀貴久子さんに「冬の省エネ」についてお話しを伺います。
 
◇ ◆ ◇
 
加藤アナ : 平賀さん、宜しくお願い致します。
 
平賀さん : 宜しくお願い致します。
 
加藤アナ : 県では冬の省エネに関して何か取り組みをされていますか?
 
平賀さん : 山梨県では、冬の省エネの取り組みとして、『WARM BIZ(ウォームビズ)』を進めています。
 
加藤アナ : (夏の)『COOL BIZ(クールビズ)』の「反対」ですか?
 
平賀さん : そうです!! 寒い時は、一枚多く着る、暖かいものを飲むなど、ちょっとした工夫で、20℃以下の室内で快適に過ごすことができます。
 
地球温暖化対策のため、暖房時のエネルギー消費量とCO2発生量を削減して「地球に、みんなに優しい冬にしましょう」というものです。
 
この『WARM BIZ』も『COOL BIZ』も、地球温暖化対策のための国民運動『COOL CHOICE』、つまり「賢い選択」という取り組みの一環です。
 
加藤アナ : 具体的にどんな事をすれば良いのですか?
 
平賀さん : ライフスタイルの衣食住を少し見直すだけで省エネができます。
 
先ず、衣食住の「衣」の取り組みでは、マフラーや手袋、レッグウォーマーを活用し、特に冷えやすい首回りや足下を暖めましょう。
 
また、「素材」に着目して機能性素材のアンダーウェア、セーターなどを選ぶことで、オシャレに暖まりましょう。
 
更に、膝掛けやストールを活用し、こまめな体温調節をすることも大切です。
 
次に、衣食住の「食」の取り組みでは、鍋などの煮込み料理がオススメです。
 
鍋料理は、ご家族や友人との会話を楽しみながら、体も室内も暖かくなり、暖房も緩和できて一石三鳥にも四鳥にもなる料理です。
 
更に、冬が旬のもの、ゴボウやショウガなど、体を温める食材にこだわることで、体を内側から暖めることができます。
 
次に、衣食住の「住」ですが、温度計、湿度計をおいて室内環境を「見える化」して、無駄な暖房使用を控えたり、逆に冷えによる体調不良の予防にも繋げましょう。
 
更に、窓やドアなどから暖かい空気が逃げない工夫をするため、断熱シートや厚手のカーテンなどを活用しましょう。
 
また、湯たんぽや毛足の長いスリッパなどを効果的に活用し、冷えの予防に努めることも大切です。
 
その他の取り組みとしては、入浴で体も心も暖めることが挙げられます。
 
加藤アナ : なるほど!! どれもとても簡単で直ぐに始められそうなものばかりですね。
 
平賀さん : 2/1(水)午後2:00から山梨県庁防災新館一階の「やまなしプラザ オープンスクエア」で事業者の皆様向けの省エネセミナーを開催致します。ぜひご参加ください。
 
加藤アナ : 今回は「冬の省エネ」について県エネルギー政策課の平賀貴久子さんにお話しを伺いました。
 
平賀さん、ありがとうございました。
 
平賀さん : くれぐれも無理や我慢のない範囲で「賢い省エネ」に取り組んでください。ありがとうございました。
 
◇ ◆ ◇
 
今回は「冬の省エネ」をご紹介しました。次回の特集は「八ヶ岳スケートセンター」です。
 
山梨県がお送りした「やまなしINDEX」。お相手は加藤響子でした!! それではとても良い週末を!!
 
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YBSラジオ『やまなしINDEX』は放送後に当ホームページにてお聞きいただけます。
 
是非お楽しみください。