子どもの交通事故防止

今回のINDEX : 『 子どもの交通事故防止 』
 
 
山梨放送アナウンサーの加藤響子です。山梨県がお送りする『やまなしINDEX』です。
 
今回の「やまなしINDEX」は「子どもの交通事故防止」についてお送りします。
 
『春の全国交通安全運動』が今月6日(木)から15日(土)まで実施されています。
 
特に、この時期は小学校に入学したてのまだ交通ルールに慣れていない子ども達も多いため、交通安全の徹底が重要です。
 
そこで、今回は「子どもの交通事故防止」に向けた取組について山梨県交通政策課の長嶋秀和さんにお話しを伺います。
 
◇ ◆ ◇
 
加藤アナ : 長嶋さん、宜しくお願い致します。
 
長嶋さん : 宜しくお願い致します。
 
加藤アナ : 先ず、「春の全国交通安全運動」について、どういったところに重きを置いているのでしょうか?
 
長嶋さん : 『 子供と高齢者の交通事故防止 ~事故にあわない、おこさない~ 』を運動の基本目的としています。
 
 子どもの交通事故防止に向けた取り組みは通園・通学における交通安全を中心に活動をしています。
 
 高齢者に対しては、高齢に伴って変化する身体機能が交通行動に及ぼす影響などの安全指導。また、高齢運転者の運転免許証自主返納制度や返納者への支援措置を周知する活動などに重点を置いています。
 
加藤アナ : その様々な活動の中で今回のテーマは「子どもの交通事故防止」です。とくに新一年生は初めての登下校で事故にあいやすいと聞いたことがあります。県では、どのような取組をしているのでしょうか。
 
長嶋さん : 山梨県では子供の交通事故防止に関して日常生活の中で、安全に道路を通行するための幼児・児童とその保護者に対する交通安全教育の広報活動や、通園・通学時間帯における街頭での幼児・児童に対する交通安全指導、保護・誘導活動を行っています。
 
 また、車を運転する方に関しては、スクールゾーンや通学路等における幼児・児童の安全な通行を確保するための交通安全総点検や注意喚起を促すための広報活動を行っています。
 
加藤アナ : 実際の子どもの交通事故における現状はどうですか?
 
長嶋さん : 山梨県内では2016年までの5年間で歩行中の交通事故で死傷した方の年齢は、7歳が最も多かったことが県警の調査で分かりました。
 
 これは警察庁が公表した全国の状況と同じで、小学校進学を機に事故が急増する傾向が県内でも浮き彫りになっています。
 
 7歳児の事故は春から夏にかけて集中し、登下校時が全体の5割を占めています。
 
加藤アナ : 登下校の時間には特に気を付ける必要がありますね。具体的にはどのような事に気を付ける必要がありますか?
 
長嶋さん : 子どもは興味を引くものに夢中になりやすく、交通ルールを教えられていても忘れてしまうこともあります。ですから、私たち大人が気を付ける必要があります。
 
 ドライバーの皆さんは、朝夕は忙しい方も多いかと思います。心にゆとりを持って運転していただき、交通ルールやマナーを守って、子どもの急な飛び出しなどに十分注意していただくようお願い致します。
 
加藤アナ : 子どもの安全のために、まわりの大人も気を付けていかなければいけないですね。
 
長嶋さん : その通りですね。
 
加藤アナ : 今回は「子どもの交通事故防止」について、山梨県交通政策課の長嶋秀和さんに伺いました。
 
 長嶋さん、ありがとうございました。
 
長嶋さん : ありがとうございました。
 
◇ ◆ ◇
 
今回は「子どもの交通事故防止」をご紹介しました。
 
次回は「加速するダイナミック山梨」というテーマで後藤山梨県知事に伺います。
 
山梨県がお送りした「やまなしINDEX」。お相手は加藤響子でした!! それではとても良い週末を!!
 
 
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YBSラジオ『やまなしINDEX』は放送後に当ホームページにてお聞きいただけます。
 
是非お楽しみください。