富士山の日

今回のINDEX : 『 富士山の日 』
 
 
山梨放送アナウンサーの加藤響子です。
 
山梨県がお送りする『やまなしINDEX』です。
 
今回のINDEXは『 富士山の日 』です。
 
「2月23日」は『 富士山の日 』です。
 
今回は富士山の日について、世界遺産富士山課の山本英治さんに伺います。
 
◇ ◆ ◇
 
加藤アナ : 山本さん、宜しくお願い致します。
 
山本さん : 宜しくお願い致します。
 
加藤アナ : 先ず、『富士山の日』について教えてください。
 
山本さん : 日本の象徴である富士山について、県民が、理解と関心を深め、その恵みに感謝し、富士山を愛する心を育むとともに、その保護や適正な利用を図ることで、豊かな自然や美しい景観、歴史と文化を後世に引き継いでいくことを期する日として、平成23年から「2月23日」を『富士山の日』としています。
 
加藤アナ : 私も県外出身で、素直に「すごい」山だなあと思いますし、昔から大切にされてきたことが随所に感じられますよね。
 
 県ではどのような取り組みをされているんでしょうか。
 
山本さん : 富士山に登山する方に協力していただく、富士山保全協力金が挙げられます。
 
 昨年の夏はおよそ98,000人の方に、約9,700万円をご協力頂きました。この協力金は富士山の環境保全対策、登山者の安全対策等といった事業に使われています。
 
 例えば、登山期間中、六合目に設置する臨時トイレですとか、下山道のパトロールや維持管理、落石などの危険から身を守るヘルメットや窓ガラスの飛散防止フィルム、外国人登山客のための五合目インフォメーションセンター、怪我や体調を崩した登山者のための救護所の運営など様々な経費に充てさせていただいています。
 
加藤アナ : 富士山を後世に継承できるように、様々なことに使われているのですね。
 
山本さん : 最後に山梨・静岡両県で制定した「富士山憲章」をご紹介させていただきたいと思います。
 
 一 富士山の自然を学び、親しみ、豊かな恵みに感謝しよう
 
 一 富士山の美しい自然を大切に守り、豊かな文化を育もう
 
 一 富士山の自然環境への負荷を減らし、人との共生を図ろう
 
 一 富士山の環境保全のために、一人一人が積極的に行動しよう
 
 一 富士山の自然、景観、歴史・文化を後世に末長く継承しよう
 
 これらを是非、心にとめていただきたいと思います。
 
加藤アナ : 富士山の日を良いきっかけにしたいですね。
 
 私も行ったことがありますが、富士河口湖町にある県立富士山世界遺産センターには、富士山の歴史・文化を含めた様々な魅力を、楽しみながら体験・体感できる展示が揃っています。
 
 また、2月24日(土)は「富士山の日フェア2018」と題して、「ドッグショー」「和楽器コンサート」「富士山の麓でマルシェ」があります。
 
 皆さんも、富士山世界遺産センターを訪れてみてはいかがでしょうか?
 
 世界遺産富士山課の山本さんでした。
 
 ありがとうございました。
 
山本さん : ありがとうございました。
 
◇ ◆ ◇
 
今回は『 富士山の日 』をご紹介しました。
 
次回は『 自殺対策 』です。
 
山梨県がお送りしました「やまなしINDEX」。お相手は加藤響子でした!!それではとても良い週末を!!
 
 
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YBSラジオ『やまなしINDEX』は放送後に当ホームページにてお聞きいただけます。
 
是非お楽しみください。