2018年9月アーカイブ

今回のINDEX:『 災害ボランティア 
◇ ◆ ◇
今回は、災害時に被災地の復旧や復興を支援する「災害ボランティア」についてご紹介します。NPO災害・防災ボランティア未来会代表 の山下博史さんにお話を伺います。
 
加藤アナ:災害ボランティアについて教えてください。
山下さん:災害ボランティアとは、地震や水害、火山噴火などの災害発生時から復興に至るまで、被災地のために復旧・復興の協力を行なうボランティア活動のことです。ニュースなどで見かける家屋の片付けなどの活動です。
 
加藤アナ:被災地には多くの災害ボランティアが駆けつけると思います。駆けつける際に気を付けなければならないことは何でしょうか?
山下さん:まずは「被災者への心配り」です。被災者の気持ちや立場に配慮した支援を心がけることが大切です。 そして、ボランティア自身で往復の交通費の負担や宿泊先の確保、ボランティア保険の加入など必要な備えを行うことです。また、ボランティア活動には、自分から進んで行動し、自分の判断で実行する「自主性、主体性」、社会のために取り組む「社会性」、報酬などを目的としない「無償性」、社会の様々なニーズに対応して新しいサービスや仕組みを作り上げていく「創造性、先駆性」の原則で活動することが重要です。
 
加藤アナ:被災者への心配りが大切になってきますが、被災地へ行けない場合でも協力できることはありますか?
山下さん:救援物資を送ることもボランティア活動なんです。物資を送る場合は、被災地が必要としている物を職場などで数をまとめてから送付することで、受け取る被災地でも助かります。
 

ボランティア情報はインターネット「やまなしNPO情報ネット」で確認することができます。

次回は「 県が取り組むスポーツ施策 」です。
 
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YBSラジオ『やまなしINDEX』は放送後に当ホームページにてお聞きいただけます。
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今回のINDEX:『 地域防災リーダー 
◇ ◆ ◇
今回は、地域で活躍されている「地域防災リーダー」についてご紹介します。南アルプス市藤田地区の地域防災リーダー、金丸さんにお話を伺います。
 
加藤アナ:地域防災リーダーについて教えてください。
金丸さん:地域防災リーダーは自主防災の会長が務めていましたが、それでは大変ということで地域防災リーダーを養成しようということになりました。地域防災リーダーは災害発生時において、初期消火、避難誘導、救出・救護、さらには避難所の運営などを指導し、率先して行動します。また、平常時においては、地域の安全点検や危険箇所の把握など、地域の実状を把握するとともに、防災知識の普及・啓発などを行っています。
 
加藤アナ:県では、金丸さんのように、地域で活躍していただく地域防災リーダーを養成するため、平成17年度から毎年地域防災リーダー養成講座を開催し、これまで5,045人の地域防災リーダーを養成してきました。昨年は、526名の方が参加し、女性の参加者も年々増えているそうです。次に、地域防災リーダーとしての活動内容を教えてください。
金丸さん:まず南アルプス市藤田地区では日頃から自主防災会役員を中心として、地域コミュニティの維持・活性化を目的とした防災活動に努めています。22の小地域防災班ごとに、消火訓練や応急タンカ訓練などを定期的に実施していて、年1回の避難所開設訓練やボランティアセンター設置訓練を実施しています。また、今年は地域の皆様にも参加していただき、ワークショップを開催しながら、地域の防災に関する計画である地区防災計画の素案の作成を行っております。さらに、素案に基づいた訓練を実施することで、素案の検証を行い、より完成度の高い地区防災計画の策定を目指しています。
 
次回は「 災害ボランティア 」です。
 
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今回のINDEX:山梨県立防災安全センター
◇ ◆ ◇
今回は、中央市にある「山梨県立防災安全センター」に来ています。この施設は、県民の皆さんに体験・見学などを通じて防災に関する知識や技術を、習得してもらい、防災意識を高めていただくことを目的に、昭和57年4月に開設されました。県防災危機管理課の野澤宏仁さんにお話を伺います。
 
加藤アナ:「山梨県立防災安全センター」の概要を教えて下さい。
松野さん:こちらでは館内で放映される映像や被災地の写真を見ながら災害や防災についての基礎知識が学べるほか、地震体験装置による地震体験などもできます。また、救急法や救命法、防災マップの作り方などの防災訓練・演習も体験することができます。さらに、事前にお申し込みいただければ、県内各地に出向き、地震体験車を使っての地震体験や、防災に関する座学・実技などの出前講座も実施しています。
 
山梨県立防災安全センター
住所:中央市今福991 
電話:055-273-1048
 
次回は「地域防災リーダー」です。
 
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今回のINDEX:防災への取り組み
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県防災局防災危機管理課の松野聖貴さんにお話を伺います。
 
加藤アナ:山梨ではどの様な災害が想定されるのでしょうか。
松野さん:南海トラフ地震や活断層による地震、富士山噴火、大雨による災害など、いつ発生してもおかしくないと言われています。先月には台風20号の影響で東部地域を中心に大雨となり、道志村では避難勧告が発表されるなど、住民の生活に大きな影響を与えました。
 
加藤アナ:被害をできるだけ少なくするために、私たちが日頃意識しなければならないことはどんなことでしょうか?
松野さん:1人1人が「自助」「共助」の意識をもつことです。「自助」とは、自分の身は自分で守ることです。災害が発生した時、まずは自分が無事であることが重要です。次に「共助」ですが、近隣の人々と助け合うことです。自分が無事だったら、次は周りの人を助けることで被害を減らすことに繋がります。県では、「災害に強い山梨県」を実現するため、今年4月に「山梨県防災基本条例」を施行しました。条例では、県民や事業者の皆さん、自治体などが一丸となって防災対策に取り組むことで、県内の地域防災力の向上を図ることを目的としており、「自助」と「共助」の重要性を強調しています。
 
加藤アナ:災害時には情報収集も必要になりますが、情報の活用方法についても教えてください。
松野さん:災害時には自治体から避難情報や道路情報など様々な情報が発信されます。避難勧告や避難指示など、それぞれの情報にどのような意味があるのかを知っておくことで、いざという時に素早い行動が可能になります。
 
次回は「山梨県立防災安全センター」です。
 
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