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山梨放送

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“ずっとある故郷と…”「消滅可能性」に落胆の声 首長らは「しっかり対策」 山梨県

消滅の可能性があるとされた自治体の住民からは落胆の声が上がる一方、首長などは「しっかり対策していく」と口をそろえました。 韮崎市民 「びっくりです。ずっとある故郷だと思っていたのでびっくりしました」 10年前の前回に続き「消滅の可能性」が指摘された韮崎市。 JR韮崎駅の利用者からは、落胆や怒りの声が聞かれました。 韮崎市民 「生まれてから韮崎で育ってきたので、なくなるのはさみしいかなと思う。小学校とかすごく児童数が減ったと聞いたので、本当に子どもが少なくなっているんだな」「私が勝手に思うには政府がもっと(対策に)力を入れるべき。(地域によっては)出生率が上がっているところもあるので、そういうところを参考にすべき」 一方、市町村長は自治体の存続に向け、対策を強化する考えです。 大月市 小林信保 市長 「女性の減少率については若干改善しているとは言いながらも、70%という非常に厳しい数字が出たということは、本当に厳しく受け止めなければいけないと思う。社会減対策にもっと力を注がなければならないことが改めて分かり、しっかり取り組まなければいけないことと、自然減対策は国としてしっかり手当をしてもらいたい」 富士川町の望月利樹町長は「消滅が決まったわけではない。厳しい状況ではあるが、あらゆる政策を駆使して持続可能な町にする」とコメント。 道志村は「子育てや学校の施策のほか、交通インフラを整備し対応していく」などとしています。

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