谷村勝山城 茶壺蔵

きょうのインデックスは・・・「谷村勝山城 茶壺蔵」



「ずいずいずっころばし ごまみそ ずい 茶壺に追われて とっぴんしゃん ぬけたら どんどこしょ・・・」

日本に伝わるnotesわらべうたの「ずいずいずっころばし」

茶壷というのは、「茶壺道中」を指します。

「茶壺道中」とは、京都の宇治で作られたお茶を将軍家御用として江戸城へ運ぶための恒例行事で、この一行を「御茶壺道中」と呼びました。

歌の中では、胡麻味噌をすっていると、御茶壺道中が来ると言うので、家の中に入り戸をピシャリと閉めて(=トッピンシャン)静かにやり過ごし、御茶壺道中が通り過ぎるとやっと一息つけた(=ぬけたらドンドコショ)・・・という歌です。


お茶は、風味を大切にするので、保存には注意を払います。
保存技術の進んでいない江戸時代、お茶を湿気と暑さから守るため、sun夏の間の保存地として、現在の都留市にあった谷村勝山城が選ばれました。

将軍用として運ばれる茶壺の一部はmaple秋の行事に使用されるので、夏の間の保存地として、fuji富士山の冷気を受け、江戸から往復3~4日という近距離にあることで勝山城が選ばれたようです。


この谷村勝山城の茶壺蔵は、茶壺道中に関する、夏を越すため「保存」という特殊な目的をもって設置された日本で唯一の施設なんです。

御茶壺道中のfootコースは、壺が空の状態の往路は交通の便が良い東海道を、茶葉を壺に詰めた復路は湿気を避け、この谷村勝山城に通じる中山道~甲州街道がコースとなったとのことです。


この御茶壷道中は、摂関家や門跡並で、たいへん権威があり、御三家の行列であっても、駕籠(かご)から降りて道を譲らねばならならず、子供の戸口の出入り、たこ揚げ、煮炊きの煙を上げることも禁止されたというほどcoldsweats02

権威のあるこの行列を恐れていた沿道の庶民の様子が、わらべうた「ずいずいずっころばし」に表現され、現在まで歌い継がれています。


都留市では、10月の最終日曜日(今年は31日)に開催される「つる産業まつり」と同時に
「御茶壺道中行列」を開催、当時の様子を忠実に再現しています。
もちろんこちらの行列は怖くないですcoldsweats01


江戸時代の御茶壺道中は、往路11泊12日、復路12泊13日、往復で25日間のrun長旅でしたが、近い将来には山梨県を通るリニア中央新幹線(リニアモータカー)が現実化すると、往復でなんと約2時間!
あっという間ですね。


山梨にとって、リニアの開通は、大都市圏との時間距離を大幅に短縮して、社会、経済、文化、産業など、あらゆる面で飛躍的な発展をもたらすと期待されます。
そこで県では “リニアを活用した県土づくり” について検討し、計画的に進めていくこととしています。

この山梨にどんな未来が待っているのか楽しみですねhappy01!