遊亀公園

きょうのインデックは…遊亀公園


現在50種300点の動物を観ることができる甲府市・遊亀公園内にある附属動物園。
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遊亀公園はもともと時宗の「一蓮寺(いちれんじ)」の境内で、1874年(明治7年)、敷地の一部が県へ移って公園となりました。
そして甲府城跡に対して、北に鶴が舞う「舞鶴城公園」南に亀が遊ぶ「遊亀公園」と名付けられました。
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大正時代に入ると、遊亀公園の管理は市に移って、公園内に動物園が開園。

これは、現存する動物園の中で、four番目に古い記録となります。

1945年(昭和20年)、空襲で被害を受けますが、終戦後、復興。

1985年(昭和60年)には甲府市の姉妹都市・中国四川省の成都市(せいとし)から
レッサーパンダ(2匹)の寄贈を受け、翌年にはそのお礼としてフラミンゴ(10羽)を寄贈するなど、動物を通じた国際交流もさかんに行われています。


flair遊亀公園

動物を近くで観察できることが特徴の遊亀公園。
ゾウやライオン、ペンギンなどはもちろん、大きな動物園ではあまり見かけない珍しい動物が展示されています。
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例えば、霊長目最小のマーモセット属のサル
150グラムから大きい種類でもおよそ700グラム。これだけ小さいと太い樹を掴むのは大変なので、爪は「かぎ爪」になっていて、幹に爪をひっかけて掴まっています。

そして、夢を食べると言われる「アメリカバク」
体長2メートルほどの大きさで器用に動かす鼻が特徴。
2004年にやってきて、今年生まれた赤ちゃんバクも観ることができます。
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さて、私たちの生活を楽しませ、heart心を豊かにしてくれる動物たち。
今週20日~26日は「動物愛護週間」です。
動物を大切にし、よりよい関係が築けるといいですねhappy01


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「やまなしINDEX」を放送後にホームページでもお聞きいただけます。
是非お楽しみ下さい!