幻の果実ポポ

今週のインデクッスは・・・幻の果実ポポ 


ポポ、なんとも可愛い響きですよね~lovely

ポポは、見た目がアケビに似ている果物です。
いま、このポポの実を早川町の特産品にしようという取り組みが行われているんです。


ポポは「ポポー」、「ポーポー」とも呼ばれる、北アメリカ原産の果物で、明治時代に日本へやってきました。
早川町では、昭和の初めに栽培が始まったと言われています。

大きさは手のひらサイズ皮は黄緑色中の果肉は淡いオレンジ色です。

実には独特の強い香りがあり、日持ちしないことから、果物としては普及せず、
「幻の果物」などと呼ばれてきました。

早川町でも、ポポは農家で専業的に生産するものではなく、庭木の延長として一般家庭に植えられているような存在でした。


そんなポポですが、早川町内で「まちづくり」を行うNPO法人・日本上流文化研究所が設立されると転機が訪れます。
ポポを早川町の特産品にできないかという動きが起こり、2004年からは本格的な研究が始まりました。

クッキーやプリン、いろいろなものに加工して試した結果、ミルクとポポの実を合わせた
アイスやシャーベットとの組み合わせが最適ということで、商品化されました。

その名も「ポポのアイスクリーム・ポポのシャーベット」
どんな味か気になりますよね~happy02

食べてみると・・・
トロピカルフルーツのような華やかな香りnote
ポポの食感が残っていて、カスタードクリームのような濃くもあります!



ポポのアイスクリームやシャーベットは、早川町内のお土産施設などで販売されています。
詳しくは日本上流文化研究所、電話、0556-45-2160へお問い合わせください。


さて、今月、ポポは収穫期を迎えます。
実の表面が黄緑色から少し黒くなって、自然に地面へ落ちたものが食べ頃なんだとかwink

今年は早川町内でポポの特産品化に取組み始めた2005年に植えた木が初収穫を迎える予定。

収穫量が増えそうです。

ポポの実をワインやゼリーに加工して活用している地域もあり、
「ポポの町早川」へと可能性はまだまだ広がりそうです。


行楽シーズン、早川町の素晴らしい渓谷美を訪ね、温泉を楽しみながら、
ポポを使ったご当地グルメを味わってみてはいかがでしょうかhappy01

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「やまなしINDEX」を放送後にホームページでもお聞きいただけます。

是非お楽しみ下さい!