あけの金時

今週のインデックスは…あけの金時


国内有数の日照時間を誇る地域、北杜市明野町。
そんな明野町で収穫されるサツマイモが「あけの金時」です。

通称「金時芋」と呼ばれる品種の中から、日照時間が年間2,600時間を超える「明野」の土地に合う品種を選別して、苗づくりから始めました。太陽の恵みを土の中でゆっくりと糖分に変えて、しっかり甘みを蓄えたサツマイモが「あけの金時」なんです。

たくさんの栄養をバランスよく含んでいるサツマイモですが、この「あけの金時」も優れた特徴がたくさんあります。

大きさは、小ぶりですが鮮やかな色と強い甘さを持っています。スジが少ないため捨てるところがなく、先端から全て食べることができるんです。そのまま焼きいもとして食べてもおいしいですし、加工品にも適しています。有名な「鳴門金時」よりも糖度は高いと言われています。

この強い甘さとスジの少なさでスイーツの素材としても重宝されています。今ではスイートポテトパイやおやきの商品なども販売されています。

その他にも地元の酒造メーカーが、日本酒と同じ醸造方法で、原料にあけの金時を使った「芋酒」を醸造しました。「麦や芋などの焼酎のように、日本酒もお米以外の原料を使ったら、新しい味わいになるのではないか」と開発に着手したそうです。県産米におよそ10%のあけの金時を加えて醸造することで、ほのかなサツマイモの香りのする日本酒風味の芋酒が完成したそうです。


ちょうど収穫のピークを迎えている「あけの金時」ですが、ぜひ秋の味覚として一度味わってみてはいかがでしょうか。


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「やまなしINDEX」を放送後にホームページでもお聞きいただけます。

是非お楽しみ下さい!