三分一湧水

今週のインデックスは…三分一湧水


秋も深まり、紅葉とともに透き通った空気と衣替えを始めた八ヶ岳が訪れる人を迎えてくれる八ヶ岳南麓。ここに日本名水百選に選ばれている「三分一湧水」があるのをご存じですか?

三分一湧水は、八ヶ岳南方の山に降った雨水などが浸透し地下水となり、小淵沢駅付近に湧き出ている水と考えられています。1日に約8,500トンが湧き出だし、水温は年間を通しておよそ10℃です。

湧き出た水は1箇所の堰に集められ、その水を三角石柱がある利水施設で3つの集落に平等に分配できるようになり、これが三分一湧水の名の由来とも言われていますそれにしても大昔に堰の中心に三角石柱を設けることを考え、それによって水が三分の一ずつに均等に分けられるようになったことは、とても凄いことです。きっと、石柱の大きさや配置などにも大変苦労したのではないでしょうか?

さて、3つに分けられた水ですが、東の水路は白井沢地区、真ん中の水路は三ケ区、西の水路は大井ケ森地区へと流れていきます。水量が豊富であるため昔から生活には欠かせない水としてこの地区の人たちに利用されてきました。現在では、おもに農業用水として利用されています。

しかし、古くは水源下流の集落では水の利用を巡って争いが絶えなかったそうです。その争いをなくすために武田信玄が三分一湧水を築いたという伝説もあり、歴史的ロマンが感じられます。

また、ここ三分一湧水周辺には八ヶ岳南麓の湧水の仕組みや水質、歴史について学ぶことができる三分一湧水館や地元で採れた新鮮な野菜などが購入できる農産加工物直売所などがあって自然の豊かさを満喫できます。

週末は、晩秋の八ヶ岳南麓に出かけて自然の素晴らしさを肌で感じとってみてはいかがでしょうか?


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是非お楽しみ下さい!