八幡北打ちばやし

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1月は県内の新年のお祭りを特集しています。
2回目の今回は山梨市の八幡北打ちばやしです。

山梨市北に江戸時代から伝わる天狗祭りでおこなわれる「八幡北打ちばやし」。
江戸中期の宝永年間の大火の際、住民の方々が防災祈願として天狗をまつったのが始まりといわれ、昭和59年に山梨市無形民族文化財に指定された郷上の誇るべき伝統芸能です。


私はその打ちばやし、つまり太鼓の練習場にお邪魔しています。

演奏をしてくれたのは八幡地区の小学5・6年生です。皆、指導者の先生を見ながら太鼓をたたいています。本番の18日に向けて日々練習を重ねています。

演奏している子どもたちにお話を聞いてみます。

5年生のミズキちゃんです。

Q:
リズムが独特だと思いましたが、太鼓を演奏してみていかがですか?

A:
師匠と同じことをやるように前を見ながら曲に合せたりして、結構大変です。

Q:
振付もありますから難しそうですね。本番当日はどんな演奏をしたいですか?

A:
間違えないでハッキリ音が出るように頑張りたいです。


6年生のツバサくんです。

Q:
太鼓のリズムは独特だと思いましたが、難しいですか?

A:
初めは難しかったですが、慣れてきました。去年もやっていましたのでその経験もあったので、それでやり易かったです。

Q:
本番はどんな演奏がしたいですか?

A:
ミスをせず、しっかりと声を出して行きたいです。


詳しいお話しを天狗祭打ちばやし保存会の鶴田かずとよさんに伺います。

Q:
当日子どもたちはお祭りで、どんな風に演奏するのですか?

A:
羽織袴、白足袋に草履を履きまして、顔をお化粧し、12か所を、最後に山神社の前でもう一度演奏します。

Q:
この太鼓の練習は11月からしているそうですが、子どもたちは上手になってきていますか?

A:
今の子どもは覚えが早く、もうだいぶ上手になりました。


天狗祭り当日は、花山車と太鼓の行列が窪八幡神社の大鳥居前を出発。裃姿の子どもたちが太鼓を打ち鳴らしたり、さい銭箱を担いだりしながら地区内を巡り、山神社まで歩くそうです。

18日の日曜日は、是非みなさんもこの太鼓の音色と子供たちの姿を見に、山梨市にお越しください。



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「やまなしINDEX」を放送後にホームページでもお聞きいただけます。

是非お楽しみ下さい!