後藤斎知事インタビュー④

3月の「やまなしINDEX」は、去る2月17日、第61代山梨県知事に就任された後藤斎知事をスタジオにお迎えし、直接お話しを伺います。

三浦)
後藤知事よろしくお願いいたします。

知事)
よろしくお願いいたします。

三浦)
最終回の今回は、先週に引き続き県政執行の基本的な考え方について伺います。

多くの県民が関心を寄せていますリニア中央新幹線。12年後の開業に向けて整備が始まっていますが、知事はリニアを活用した街づくりについてどのように取り組まれますか?

知事)
リニアの新駅は、その周辺またアクセスも含めて出来るだけ大勢の方にリニアの開通の効果の享受をしていただきたく街づくりを進めていきたい。その中で一番大切なことは、リニアの駅の周辺、できるだけ徒歩圏内で歩いて駅に行き、そこから東京、品川、名古屋で仕事をする方、また羽田から品川を経由して、リニアの周辺で仕事をしたりと、この双方向の考え方が必要だと思っています。

私は「リニア環境未来都市」を提唱しております。そこには定住人口も住める、特に若い皆様方はこれから県産材を使った集合住宅、100年後には世界文化遺産になるようなデザインやコンセプト。さらには4年前の3.11の後の計画停電のようにエネルギー、電気がそこにどう安定的に多重的に供給できるかが、商業施設やその研究所をそこに併設するにしても一番大切な要素です。

それをも備えたリニア環境未来都市を、ワクワクドキドキしながらみんなで考えて、特に若い人たちがそれに参画できるようなプロジェクトも仕組みながら、たくさんの人が参加をして駅の周辺、そして駅に来る人たちが、できるだけ30分圏内でリニア新駅までアクセスできるようにしたい。そんな対応もできるように、これから交通網のネットワークも含めて進めていけば、このリニアが、新駅が起爆になり、私が掲げる、無謀だと、野心的すぎると言われている100万人山梨に近づく一つの大きな要素だと思っています。

三浦)
3月の「やまなしINDEX」は、新しく山梨県知事に就任されました後藤斎知事をお迎えして、これからの県政執行の基本的な考えについて伺ってきました。それでは後藤知事、最後に、山梨県民の皆様にメッセージをお願いします。

知事)
多くの皆様方にご理解と支えを賜って、山梨県知事に就任いたしました。これからも皆様方とともに歩んでいきたいと思っております。

そして私が掲げた100万人に山梨の人口を増やすということは、本当に野心的な挑戦かもしれませんが、皆様方のご理解とご支援をいただければ、必ずその公約が実現できると確信をしています。それがまたそれぞれのお仕事、そしてそれぞれの地域がより前に向いて前進ができる、そんな土台作りだということを重ねて多くの皆様方にご理解がいただけるように、私も全身全霊で頑張っていきます。

実はざっくばらんな後藤ですから、多くの皆様方からまた建設的なご意見を賜ることもお願いをしておきたいと思います。 

三浦)
後藤知事、本当に4回にわたってどうもありがとうございました。

知事)
ありがとうございました。

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「やまなしINDEX」を放送後にホームページでもお聞きいただけます。

是非お楽しみ下さい!