産屋ヶ崎の桜

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4月は県内の桜スポットを特集しています。
3回目の今日は産屋ヶ崎の桜です。
富士河口湖町の河口湖大橋北岸にある産屋ヶ崎。
 
木花開耶姫命(このはなさくやひめ)がここで出産をしたという伝説から、産屋ヶ崎と呼ばれるようになったそうです。
 
河口湖の東岸、国道137号沿いから湖に突き出した岬である産屋ヶ崎。
富士山の雄姿が湖面に映し出される「逆さ富士」をはじめ、湖をバックに桜やカエデを望むロケーションは絶好の撮影スポットとして知られています。

今その産屋ヶ崎の写真が私の手元にあるんですが、逆さ富士と綺麗に咲き誇る桜の花のコントラストが本当に美しいんですよ。
 
また、さまざまな碑がある地としても有名です。
俳人・松尾芭蕉が詠んだ「雲霧の暫時百景をつくしけり」の句碑をはじめ、河口湖出身の作家・中村星湖の小説「少年行」の「溶岩(ラバ)のくずれの富士の裾は、じつに、広漠たる眺めである」という一節が刻まれた石板もあります。
 
このほか、富士をこよなく愛した写真家・岡田紅葉や山梨出身の日本画家・望月春江の碑もあるんですよ。
 
そんな産屋ヶ崎の桜の開花状況は、ちょうど今見頃を迎えているそうです。
 
 
また、産屋ヶ崎のある富士河口湖町では、現在、河口湖北岸のウォーキングトレイルをメイン会場に「富士・河口湖さくら祭り」が開催されています。
 
19日日曜日までの開催で、期間中は最大30店が出店するクラフト市も開かれています。
 
 
さらに日没から午後9時まで桜のライトアップも行われ、湖畔が幻想的な雰囲気に包まれます。
 
詳しいお問い合わせは富士河口湖町観光課
電話 0555-72-3168 までお願いします。
 
今週末は富士山と桜、そして湖が同時に楽しめる産屋ヶ崎と「富士・河口湖さくら祭り」に是非お出かけ下さい。
 



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