下山のオハツキイチョウ

今回のインデックスは…下山のオハツキイチョウ


 

11月のやまなしINDEXは紅葉特集でお送りしています。
今回は、身延町下山のオハツキイチョウ、ご紹介していきます。
オハツキイチョウはイチョウの変種で、葉の上に実を結ぶ、または葉の上に雄しべの一部であるやくを付けるイチョウのことをいい、全国にはおよそ20本ほどの存在が知られているんです。
 
そして、本国寺本堂前にそびえる国指定天然記念物のイチョウ。
今ちょうど綺麗な黄色に色づいているのではないでしょうか?
現在の様子を本国寺の秋山住職に伺います。秋山さんこんにちは。
 
秋山さん:こんにちは。
 
加藤:今オハツキイチョウの色づきはいかがですか?
 
秋山さん:色づきは10割ですかね。もうかなりですね、まだ少し気がとても大きいので南と北でちょっと様子が違うので、南の方が少し緑が残ってますが、ほぼ全体に黄色くなりましたね。高さが30メートル以上あって幅も20メートルぐらいありますかね。
 
加藤:かなり大きいんですね。樹齢はどれぐらいなんですか?
 
秋山さん:樹齢は734年ですね。
 
加藤:かなり歴史のある木なんですね。かつて日蓮上人が宿泊した際に植えられたとも伝えられているんですよね。
 
秋山さん:日蓮上人が734年前の9月8日に身延を出発してここまで来て、ここにお泊りになってその時に植えていかれたんですね。
 
加藤:この大変歴史あるイチョウ、見ごろはいつ頃までですか?
 
秋山さん:見ごろはそうですね、霜さえ降らなければあと1週間から10日は十分に大丈夫ですね。
 
加藤:じゃあ、まだまだこれから見られますかね。オハツキイチョウを見に来る方っていつもどのぐらいいらっしゃるんですか?
 
秋山さん:そうですね結構毎日…境内広くて車もたくさん停められますので、結構毎日何台か来てうろうろされてますね。
 
加藤:そうですか。この見頃の時期にちょうどね。
 
秋山さん:そうですね。銀杏沢山はあげられませんけど、少し下さいなんて言えば、茶わん蒸し2~3回食べられるぐらいはあげますから。
 
加藤:わぁ、すごいですね!そしたら秋山さんにお声掛けすれば。
 
秋山さん:玄関から声かけてくれて返事があれば、大体いますから。
 
加藤:みなさんぜひこの機会に伺ってほしいと思いますけれど。
本国寺さんは身延町下山にあります。
国道52号から富士川クラフトパーク手前の上沢交差点から車で…
 
秋山さん:上沢交差点からおよそ500メートルぐらいですかね。身延寄りに来てそこにオハツキイチョウという看板が出てますから、それを右に曲がっていただければすぐ境内です。門が2つ、大きい門が2つありますから国道から見えますから。
 
加藤:わかりました。皆さんもぜひオハツキイチョウを見にお出かけしてみてはいかがでしょうか。
 
秋山さん:お寺にお参りもしてくださいね。
 
加藤:はい。秋山さん、今日はありがとうございました。




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