山梨百名山

今回のINDEX : 『 山梨百名山 』
 
 
山梨放送アナウンサーの加藤響子です。山梨県がお送りする『やまなしINDEX』です。
 
今回は「山梨百名山」をお伝えします。
 
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今年から、国民の祝日として8月11日(木)が「山の日」となりました。
 
1996年に設けられた「海の日」以来、20年ぶりの新しい祝日です。
 
山梨県では平成9年に『やまなし「山の日」』を定めて、「山の日」が国民の祝日となるよう国や他の都道府県に働きかけを行ってきた経緯があります。
 
「山の日」は「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」日とされていますので、この「山の日」を機会に、山や森林が地球温暖化防止や水源の涵養といった役割を担っていることを、身近なこととして考えてみても良いかもしれません。
 
さて、そんな山梨県には「山梨百名山」があります。
 
山梨県には、たくさんの山があって、本格的な3,000m級の登山から気軽に登れる低山ハイクまで、多くの方々が山に親しめる恵まれた環境です。
 
特に富士山を眺望出来る山が数多くあることも特徴的ですよね。
 
その中でも、「県民に親しまれている」「全国的な知名度がある」「歴史や民俗との関わりがある」などの基準で選定されたのが「山梨百名山」です。
 
当番組をお聴きのあなたは「山梨百名山手帳」をご存じですか?
 
これは山梨県とやまなし観光推進機構が発行しているもので、百名山を4つの山系に分けて写真入りで詳しく紹介している冊子です。
 
また、登山ルートの難易度、「山梨 山のグレーディング」も設定されていて、登山者が「自分の力量にあった山選び」をすることにより、山岳遭難事故の防止に役立てています。
 
手帳を見てみますと、「A~E」の難易度と「1~10」の体力度で山のグレーディングが示されています。
 
例えば「大菩薩嶺」は体力レベルは「2」、難易度は「A」。
 
「A」の山は、『概ね整備済』『転んだ場合でも転落・滑落の可能性は低い。』『道迷いの心配は少ない。』などと記されています。
 
富士山は体力レベル「6」、難易度は「B」。日本の標高第2位の北岳は体力レベル「9」!!!難易度は「D」!!! かなりハイレベルな山ですよね。ちょっと私にはまだ無理ですね。
 
このように自分のレベルにあった山を簡単に見極めることが出来ます。
 
「山梨百名山手帳」はやまなし観光推進機構、県内各市町村の観光担当課窓口などで配布しています。
 
また、この手帳に登山記録を記入し、山梨観光推進機構に申請いただくことで「記念状」(証明書)も無料で発行しています。
 
山梨百名山制覇の励みになりますね!!ぜひ皆さんもご活用ください。
 
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今回は「山梨百名山」をご紹介しました。次回のINDEXは後藤斎山梨県知事に「産前産後ケアセンター」について伺います。
 
山梨県がお送りした「やまなしINDEX」。お相手は加藤響子でした!!それでは良い週末をお過ごしください!!
 
 
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YBSラジオ『やまなしINDEX』は放送後に当ホームページにてお聞きいただけます。
 
是非お楽しみください。