防災対策

今回のINDEX : 『 防災対策 』
 
 
山梨放送アナウンサーの加藤響子です。山梨県がお送りする『やまなしINDEX』です。
 
今回の「やまなしINDEX」は「防災対策」です。
 
9月1日(木)は「防災の日」です。日頃の防災対策等の情報を伝え、防災に対する意識を高めて大規模災害への備えをする日です。
 
4月に発生した熊本地震では、家屋倒壊等により多くの方が犠牲になり、また多くの住民が避難所での生活を強いられました。
 
山梨県においても、南海トラフ地震や活断層地震により大きな被害が生じる恐れがあり、倒壊した家屋や家具の下敷きによる人的被害、交通網やライフラインが寸断されることによる生活への影響が懸念されます。
 
そこで今回は大規模災害への備えについて県庁防災局の原友孝・防災対策専門監にお話しを伺います。
 
◇ ◆ ◇
 
加藤アナ : 原さん、よろしくお願い致します。
 
原さん : よろしくお願い致します。
 
加藤アナ : いつ起こるかわからない大規模災害について、私たちは日頃どんな意識を持たなければなりませんか?
 
原さん : 県民の皆様一人一人が「自分の命は自分で守る」という意識を持つことが大切です。
 
例えば、住宅の耐震化や家具の固定、水や食料の備蓄、また災害時にはどこの避難所へ行けばいいのか等について確認しておくことが大切です。
 
災害伝言ダイヤルの利用など家族間の安否確認の方法についても知っておくことが大切です。
 
加藤アナ : そういった防災対策に関する情報はどのように取得すればいいでしょうか?
 
原さん : 山梨県が運営する『やまなし防災ポータル』というインターネットサイトがあります。このサイトには、県内の避難所一覧などの災害時に役立つ情報が掲載されています。
 
また、実際に大規模災害が発生した場合には被害や避難に関する情報が掲載されますので、インターネットで「やまなし防災」と入力して検索してください。
 
加藤アナ : これはとても便利ですね。
 
原さん : 熊本地震では、被災地での水や食糧、日用品の不足が問題となりました。水や食糧は最低3日分、出来れば1週間分の備蓄をして頂きたいと思います。
 
防災ポータルサイトには災害時に必要な備蓄品や非常持ち出し品のチェックシートが掲載されていますので、足りないものは無いか、チェックしてみてください。
 
加藤アナ : これなら分かりやすくチェックできますね!!
 
そして、防災の日に合わせて、県内各地で防災訓練が行われると思います。
 
原さん : 災害時には救助や避難所運営などで、ご近所同士での協力がとても重要になってきます。防災訓練への参加はもちろんですが、普段から近所の方同士でコミュニケーションを図ることが大切です。
 
加藤アナ : そうですね!! 最後にラジオをお聴きの皆さんに一言お願いします。
 
原さん : 山梨県では地震以外にも、土砂災害や富士山噴火等の大規模災害の発生が懸念されています。
 
そして、災害は突如として自分の身に降りかかるものです。県民の皆さんには普段から「自分の命は自分で守り抜く」という意識を持って、ご家族やご近所の方と一緒に災害に備えて頂きたいと思います。
 
加藤アナ : 今回は「大規模災害への備え」について県庁防災局の原友孝・防災対策専門監に伺いました。
 
原さん、ありがとうございました。
 
原さん : どうも、ありがとうございました。
 
◇ ◆ ◇
 
今回は「防災対策」をご紹介しました。次回のINDEXは「障害者芸術・文化祭」です。
 
山梨県がお送りした「やまなしINDEX」。お相手は加藤響子でした!!それでは良い週末をお過ごしください!!
 
 
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YBSラジオ『やまなしINDEX』は放送後に当ホームページにてお聞きいただけます。
 
是非お楽しみください。