2018年12月アーカイブ

今回のINDEX:フレイル予防
◇ ◆ ◇
12月のやまなしINDEXは、「健康」をテーマにご紹介していきます。近年、介護予防のひとつとして注目が集まっているのが「フレイル予防」です。詳しいお話を、県福祉保健部健康長寿推進課の晦日一洋さん に伺います。
 
加藤アナ:「フレイル予防」ては、どういう意味なのでしょうか?
晦日さん:「フレイル」とは、「虚弱」を意味する英語「frailty」を語源として作られた言葉で、年をとって心身の活力が低下した状態を意味します。「フレイル」には、うつ、認知機能の低下などを指す「心理的・認知的フレイル」、閉じこもり、困窮などの「社会的フレイル」、老年症候群、慢性疾患などの「身体的フレイル」といった様々な面があり、多くのひとが健康な状態から「フレイル」の段階を経て、要介護状態に陥ると考えられています。一方で、適切な対策や支援があれば、生活機能の維持向上を図ることが出来ます。
 
加藤アナ:「フレイル」の状態かどうかをチェックする方法はあるのでしょうか?
晦日さん:「身体的フレイル」の特徴のひとつ、筋肉量の減少をチェックする方法として、「指輪っかテスト」があります。両手の親指と人差し指で輪を作り、利き足でない方のふくらはぎの一番太い部分を、力を入れずに軽く囲む。囲んだ際に両手の指の間に隙間ができると、筋肉量が減少している危険性が高いといえます。
 
加藤アナ:フレイルを予防するポイントはなんでしょうか?
晦日さん:フレイル予防には栄養・運動・社会参加の3つの対策が大切です。栄養のポイントは、タンパク質と水分をしっかりとること、バランス良く食べること、「噛む力」を維持するために定期的に歯科受診をすることの3つです。運動のポイントは、階段を使うことを意識する、いつもより少し速く歩くなど、少し多めに動くことを心がけることです。社会参加のポイントは、外出の頻度や時間を増やす、家族以外とも積極的におしゃべりすることです。また、現在、住民主体のフレイルチェックに取り組む自治体が全国に広まっています。県内では、笛吹市がこの取り組みを実施しています。フレイルチェックをしたことにより、意識的に運動を始められた方もいらっしゃるようです。
 
次回1月11日の放送は「やまなし美味しい甲斐」です。
 
 
clover clover clover
 
YBSラジオ『やまなしINDEX』は放送後に当ホームページにてお聞きいただけます。
是非お楽しみください。
 
今回のINDEX:子宮頸がん検診のすすめ
◇ ◆ ◇
12月のやまなしINDEXは、「健康」をテーマにご紹介していきます。みなさんは山梨県での死因第1位が「がん」だということを知っていますか?県では、今年3月「第3次山梨県がん対策推進計画」を策定し、がんの予防や検診受診率の向上などに取り組んでいます。今日は詳しいお話を、県福祉保健部健康増進課の小野千恵 さんに伺います。
 
加藤アナ:がんは早期発見が重要だと聞いたことがありますが、県内のがん検診受診率はいかがですか?
小野さん:がんは見つかるのが早ければ早いほど、治る可能性が高くなるので、がん検診で早期に発見することが重要です。平成28年度の県内のがん検診受診率は、胃がんや肺がん、大腸がん、乳がんはいずれも「第2次がん対策推進計画」の目標である50%を上回りました。しかし子宮頸がんは47.9%と全国平均の42.4%を上回ったものの、目標である50%を下回る結果となりました。
 
加藤アナ:「子宮頸がん」とはどの様ながんなのですか?
小野さん:子宮頸がんは子宮の入り口部分である子宮頸部にできるがんです。日本では年間10,000人以上が子宮頸がんにかかり、およそ3,000人の方が亡くなっています。子宮頸がんのほとんどはヒトパピローマウイルスの感染が原因で、ウイルス感染してから5年から10年の期間を経てがんになることが特徴です。また、子宮頸がんは20歳から30歳代の方が最も多く、近年は増加傾向にあるんです。子宮頸がんは感染してからがんになるまでの期間が長いため、がん検診によって発見しやすいがんと言われているんですよ。「自分には関係ない」と思わずに検診を受診して欲しいと思います。
 
加藤アナ:子宮頸がんの検診を受けていただくために県ではどんな取り組みをされているのでしょうか?
小野さん:県では現在、「子宮頸がん検診受診率の向上」に取り組んでいます。婦人科のクリニックが少ない地域などで検診を行っている子宮頸がん検診車を新しい車両にしました。車体には、「20歳になったら2年に一度の検診を」のキャッチコピーをラッピングし、目を引くデザインで、検診をPRしています。また、今年度から受診率の低い20歳から30歳代を対象に、県内の大学や工業団地で、女性スタッフのみによる、子宮頸がん検診車による無料検診を行っています。
 
次回は「フレイル予防」です。
 
 
clover clover clover
 
YBSラジオ『やまなしINDEX』は放送後に当ホームページにてお聞きいただけます。
是非お楽しみください。
 
今回のINDEX:やまなし しぼルトメニュー
◇ ◆ ◇
12月のやまなしINDEXは、「健康」をテーマにご紹介していきます。山梨県民の食生活には食塩のとり過ぎや年代により野菜摂取量に差があるなどの課題があります。食塩摂取量の減少や野菜摂取量を増やすことは、循環器疾患の予防につながることから、県では、県民の健康増進に役立つお弁当やお店の料理「やまなし しぼルトメニュー」の提供を推進しています。今日は詳しいお話を、県健康増進課の主幹・相原恵子さんに伺います。
 
加藤アナ:まずは「やまなし しぼルトメニュー」について教えてください。
相原さん:「やまなし しぼルトメニュー」は、県民の皆さんが、健康に配慮した食事が選択できるように、幅広い年代の方が利用するコンビニエンスストアやスーパーマーケット、飲食店などと連携し、基準に沿ったお弁当や食事を提供していただき、県民の皆さんの健康の増進を目指すものです。「しぼルト」とは、「しぼる」と「ソルト」をかけ合わせ、しぼったウエストで、食塩摂取量の減少と適正体重の維持をイメージしています。
 
加藤アナ:県民の食塩や野菜の摂取量はどういう状況なのでしょうか。
相原さん:平成26年度県民栄養調査によりますと、県民の1人1日当たりの食塩摂取量は、男性11.5g、女性9.6gで、1日あたりの摂取目標量8g未満より高い状況となっています。また、野菜の摂取状況は、1日の望ましい野菜の摂取量350g以上の目標量に達していない人は、男性でおよそ5割、女性でおよそ6割となっています。
 
加藤アナ:どのようなメニューが提供されているのでしょうか?
相原さん:現在は和食、洋食、中華が県内の飲食店で提供されていますので、是非食べて頂きたいと思います。詳しくは、県健康増進課ホームページをご覧ください。また、県では、「やまなし しぼルトメニュー」を販売・提供していただける方を募集していますので、興味をお持ちの方は、各保健所までお問い合わせください。
 
次回は「子宮頸がん検診のすすめ」です。
 
 
clover clover clover
 
YBSラジオ『やまなしINDEX』は放送後に当ホームページにてお聞きいただけます。
是非お楽しみください。
 
今回のINDEX:健康寿命日本一
◇ ◆ ◇
12月のやまなしINDEXは、「健康」をテーマにご紹介していきます。みなさんは山梨県が「健康寿命日本一」であることをご存知でしょうか?今回は、詳しいお話を県健康増進課 の岡部順子さんに伺います。
 
加藤アナ:まずは「健康寿命」について教えてください。
岡部さん:健康寿命とは「自立して元気に過ごすことのできる期間」のことです。食事や入浴、移動など、日常生活が介助や介護なく、自分でできる期間と言われています。 厚生労働省が三年に一度、「都道府県別 健康寿命」を発表しているんですが、山梨県は2010年、2013 年、2016年の過去3回の平均において、男女ともに全国1位になりました。
 
加藤アナ:日本一になった理由は?
岡部さん:専門家が山梨県の健康寿命が長い理由として、次の3点を挙げています。
 まず1つ目は「健康を自覚している人が多い」ことです。「都道府県別 健康寿命」は、国民生活基礎調査をもとに健康寿命を算出しています。山梨県民はこの調査で、「今、健康上の問題で日常生活に影響がない」と答えた人の割合が高く、主観的健康度が高い人が多いと言うことです。
 2つ目は「人と人とのつながりや信頼関係が強いことです。山梨県には、「無尽」という独特の文化があります。家族以外の信頼関係のある仲間と楽しく集まる、その仲間意識・結束力が健康にプラスにつながっているのではないかと考えています。
 3つ目は「高齢者の就業率が高い」ことです。山梨県は高齢者(65歳以上)の就業率が全国トップクラスなんです。仕事以外にも、ボランティアや地域の活動などの割合も高いです。高齢者が、社会の中で役割を持つことが大切だと思います。
 これからも健康寿命を更に伸ばすために、若い頃から食生活や運動など、ひとりひとりの意識を高めていくことが大切です。
 
加藤アナ:ほかにはどのような取り組み行っているのですか。
岡部さん:毎年、小中学生の夏休みにあわせて「夏休み自由研究プロジェクト」を開催しています。今年も、自由研究の進め方がわからない児童・生徒のために、「自由研究なんでも質問箱」も設置して、とても好評でした。
 
加藤アナ:健康づくりに関連したイベントが開催されるそうですね。
岡部さん:12月9日(日)に「平成30年度健やか山梨21推進大会」を開催します。このイベントでは、山梨大学大学院の山縣然太郎教授を講師に招き、「健康長寿日本一の秘訣」について講演をおこないます。時間は午後1時から、場所は県立文学館講堂、入場無料で当日の参加も可能ですので、ぜひ多くの方にお話を聞いていただきたいです。
 
 
次回は「やまなし しぼルトメニュー」です。
 
 
clover clover clover
 
YBSラジオ『やまなしINDEX』は放送後に当ホームページにてお聞きいただけます。
是非お楽しみください。
 

2019年4月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

カテゴリ