健康増進普及月間

9月は健康をテーマに特集します。今回は今月1日から全国で展開されている「健康増進普及月間」について県福祉保健部健康増進課の大沼真紀さんにお話しを伺います。
 
小松アナ:山梨県は健康県のイメージですが?
大沼さん:厚生労働省による「健康寿命の都道府県ランキング」で山梨県の健康寿命は、過去3回のランキング平均値が男女ともに全国1位であり、健康寿命日本一に輝いています。主な理由は、健康を自覚しているひとが多いことや「無尽」の風習や図書館・公民館等が充実していて、人と人との繋がり、結束力が強いこと。果樹栽培や農業が盛んなことから退職後も働く機会が多く、65歳以上の高齢者の就業率が高いことがあげられます。
 
小松アナ:健康寿命日本一なんてすばらしいですね。今後も維持していきたいですね。 
大沼さん:そのために、今、推奨しているのが生活習慣病を予防するため、日常生活の中で普段より10分多く体を動かすことを心がける「+10運動」です。例えば、歯磨きをしながらつま先立ち、足踏みをしたり、デスクワーク中に姿勢を正し、おなかを凹ませる。遠回りのルートで帰宅などです。適度な運動は骨を丈夫にし、筋肉を強化することはもちろん、運動により消費エネルギーが増えるので余分な体脂肪が減り、肥満の予防・改善につながります。継続することが大事なので、自分の生活リズムに合わせて、無理せず身体を動かしましょう。
 
小松アナ:イベントのお知らせがあるそうですね。
大沼さん:9月28日の土曜日、小瀬スポーツ公園で開催される「いきいき山梨ねんりんピック」の会場に県のブース「健やか山梨21★国保いきいき広場」を開設します。ブースでは、山梨県医師会の整形外科の先生方による運動機能測定や血管年齢・体脂肪などの健康測定コーナーもあります。健康ウォーキング教室もありますのでぜひご参加ください。県福祉保健部健康増進課(電話055-223-1493)までお願いします。
 
 
次回は、「ジェネリック医薬品」です。
 
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