山梨「ワイン県」宣言

今回は、8月7日に宣言した「ワイン県」について、ワイン県観光プロモーション課の家登正広さんに伺います。

小松アナ:「ワイン県」宣言について詳しく教えてください。
家登さん:まず山梨県は何といっても日本ワイン発祥の地であって、明治時代から150年続く、ワイン造りの歴史があります。国内だけでなくアジア・ヨーロッパのコンクールでも最高賞を受賞するなど、そのクオリティーは国内随一と自負しています。まさに名実とも日本一のワイン産地です。一方で、県の観光の現状に目を向けると、富士山エリアの賑わいに比べ、国中エリアの状況がそこまで及んでいないことが課題となっています。このため、国中エリアで最もイメージの高いワインを前面に打ち出し、PRをしていこうと、今年の8月7日に「ワイン県」の宣言をしました。これまで、本県の愛称として使って来た「富士の国やまなし」に加えて、東京など都市部の皆さんに人気のある「山梨ワイン」のイメージを使って、県の魅力をこれまで以上にPRしていきたいと考えています。
 
小松アナ:ワイン県副知事には県出身の作家、林真理子さん、世界的なソムリエ田崎真也さんが就任されましたね。
家登さん:10月8日に林真理子さんが、11月3日には「山梨ヌーボー」の解禁日に合わせて、田崎真也さんに「ワイン県副知事」に就任いただきました。林真理子さんは、日本ソムリエ協会が授与した「名誉ソムリエ」の称号をお持ちのワイン愛好家として有名です。また、親交のある芸能人など著名人に県内のワイナリーを紹介いただくなど、数多くの貢献をしていただいています。一方、田崎真也さんは現在、日本ソムリエ協会会長であり、国際ソムリエ協会会長などを歴任しました。東京・日本橋にある山梨県のアンテナショップ「富士の国やまなし館」や、同じく県のアンテナレストラン「Y-WINE」の運営にも携わっていただいています。
 
小松アナ:今後、「ワイン県」をどのようにPRしていきますか?
家登さん:まず首都圏でのPRや、インターネット、SNSなどを活用した情報発信を進めていきます。また、ワイン県副知事になっていただいたお二人に、情報発信などで協力いただき、多くの皆様にワイン県を訪れ、泊まっていただきたい。そして、この本県の素晴らしい環境の中で、お料理やワイン、さらには日本酒、ウイスキーなど、いろいろ素晴らしいものがありますので、山梨をより深く、より楽しんでいただけるよう、素晴らしいものを高め、紹介していく事業を進めていきます。ぜひ県民のみなさまにも「ワイン県」のPR役を担っていただいて、「ワイン県」を大いに広めていただきたいと思います。
 
 
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