山梨!スゴい技術の企業(1月30日)

意外と知られていませんが、山梨県内にはオリジナルのすごい技術を持つ企業がたくさんあるんです。今回の特集では、そんな2つの企業に潜入し、高い技術力の秘密に迫りました。

 

緩まないボルト/株式会社ニッセー

ニッセー1

 

自動車や建築用に使われるボルトや、歯車を造る機械を作っている、大月市の株式会社ニッセー。こちらでは、緩まないボルトを作っているんです。

 

 

その名も【パーフェクト・ロック・ボルト】=略してPLB。長年のボルトづくりの技術から生まれた、すごいボルトなんです。

 

ニッセー2

 

普通のボルトはネジのギザギザが1種類のところを、PLBは1本のボルトに2種類の溝があり、それぞれの溝の幅に合った、2種類のナットがセットされています。この2つのナットが密着することで、お互いの動きを抑え込み、振動があっても「緩むことがない」んです。

 

ただ、複雑な形をしている分、金属の強度が低いと、使用している内に変形してしまう恐れがありましたが、創業80年のニッセーの高い技術によりカバー。

回転させながら圧力をかけて成型する転造技術により、最強のボルトが誕生しました。

 

ニッセー3

 

事業責任者・新佛克利さんは・・・

 

「PLBは、たくさんの先人の努力の結晶。たくさんの人に知ってもらいたいし、これで社会に貢献したい。これで日本の製造業、工業を元気にしたい。」

 

と話していました。

 

ニッセーでは、高等専門学校の生徒たちと、「発明マラソン」という取り組みをスタート。試作品として、簡単に固定できて、緩む心配のない突っ張り棒も開発中です。

 

株式会社ニッセー

 

大月市富浜町鳥沢2022

0554-26-5313
※現在、社員募集中!

 

 

最先端の錠前/ダイワロックス

ダイワロックス3

 

企業や法人向けに、最先端の錠前をつくる、甲斐市の「ダイワロックス」。カタログに掲載しているだけでも160種類の錠前を製造していますが、全体の8割は、企業などから注文を受けるオーダーメイドの錠前。

 

ダイワロックス2

 

最近オーダーが多い錠前の特徴は・・・

 

★コピーできない形状に

★交換がしやすいものに

この2点をクリアする錠前をダイワロックスでは造っているんです。

 

例えば、ゴルフ場のロッカーなどでお客様がキーを持ち帰ってしまった場合も、チェンジキーを用いて、好きな番号に入れ替えることができる錠前。これにより、錠前を変える手間や費用が不要となりました。

 

ダイワロックス1

 

他にも【脱着錠】といって、内部のシリンダーだけを交換できるタイプも開発。

 

そういったオリジナルの錠前で、これまでに26の特許や実用新案を取得してきましたが、実は手作業での製造が比較的多いんだそうです。

 

ダイワロックス6

 

営業技術部 開発課の坂田茂一課長曰く・・・

 

「100分の1、1000分の1でも、人の調整やちょっとした味付けが必要。
そして、うちの強みは、企画力、開発力、行動力など人が持つ力。そういう意味で、うちはローテクの最先端ではないか。」

 

何もかもハイテクの時代のなかで、重要な作業は「人の手」でしっかり行うという丁寧な仕事。これが便利かつ、信頼される錠前を多く生み出してこられた理由かもしれませんね。

 

 

株式会社ダイワロックス

甲斐市龍地5831

0551-28-4410
※個人の方からのご注文は受けていません。

 

 

 

今回紹介した2つの企業のように、山梨県内には高い技術力や、独自の技術を持った企業が多くあります。こういったすばらしい技術が山梨から生まれていることがとても誇らしいですね。


2017年1月30日 04:05