プレイバック平成 塩川ダム放流開始(平成10年)~湖底に沈んだ地区~(3月4日OA)

 

平成10年7月、現在の北杜市にある塩川ダムは建設省(当時)による完成検査をパスし、本格的な運用を始めました。

ダムの水は塩川下流地域の水道水や灌漑用水として使われるほか、水力発電にも使われています。

ここはかつて、のどかな山村が広がっていました。

湖畔にひっそりと佇む「故郷の碑」。湖底に沈んだ36の世帯主の名が刻まれています。

 

塩川地区で商店を経営していた小林忠雄さんと康子さん夫婦。ダム建設計画当時の様子を語ってくれました。

昭和63年から住宅の取り壊しが始まり、大半の家が先祖代々の土地を手放すことになりました。

ダム計画、そして建設が進んだ激動の昭和―そして複雑な思いで過ごした平成。のどかな山村は失われましたが、次の時代その湖面には輝く未来が映るのかも知れません。


2019年3月4日 05:10