
狛江市“強盗殺人”指示は「ルフィ」と「KIM」…比に引き渡し要請
全国で相次ぐ強盗事件で、指示役として「ルフィ」「KIM」や「ミツハシ」と名乗る人物の関与が疑われていますが、東京・狛江市で起きた強盗殺人事件の指示を出していたのは、「ルフィ」「KIM」の2つのアカウントだったとみられることがわかりました。 今月19日、狛江市の住宅で大塩衣与さんが殺害されているのが見つかった強盗殺人事件では、ほかの強盗事件で逮捕された容疑者から押収した携帯電話の解析などが進められています。 その後の捜査関係者への取材で、この携帯電話の解析などを進めたところ、狛江市の事件で実行役に指示を出していたのは、「ルフィ」と「KIM」を名乗る人物とみられることが新たにわかりました。 「ルフィ」をめぐっては、フィリピンにある入国管理局の収容所にいて、特殊詐欺事件ですでに逮捕状が出ている渡辺優樹容疑者と、イマムラキヨト容疑者ら日本人4人のうちの1人である疑いが強まっています。 渡辺容疑者らについて警察当局は、フィリピン当局に特殊詐欺事件での身柄の引き渡しの要請をしていましたが、一連の強盗事件への関与も疑われることを受け、改めて身柄の引き渡しを求めていて、一連の強盗事件の解明を進める方針です。
東京
2023.01.28 11:33