川崎病の患者半減 新型コロナ対策が影響か 山梨大研究チームが発表

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山梨 2021.10.14 20:09

川崎病について山梨大学の研究チームなどは去年の調査で県内の患者数が半減したと発表した。コロナ対策により、この時期に流行する感染症患者が減少したことが背景にあるとし、「感染症を契機に発症するという仮説を裏付ける結果だ」と説明している。

山梨大学の研究チームなどによると、去年3月~11月に県内で川崎病と診断された患者数は38人で、過去5年間の同じ時期の平均患者数82人と比べ半減した。また、この時期に流行する手足口病などの感染症にかかった患者数も減少したほか、川崎病患者38人の中にコロナの感染者はいなかった。このため、研究チームは川崎病患者減少の要因について、多くの人がコロナ対策を徹底したことで、川崎病を誘発するとされる感染症の患者が減少したためだと分析している。

研究チームは「コロナの感染状況を踏まえ今後も川崎病の発生状況を見守りたい」としている。