甲府市の放火事件 19歳少年を男逮捕

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山梨 2021.10.13 20:35

山梨県甲府市で住宅が放火され、焼け跡から2人が遺体で見つかった事件で、警察は傷害の疑いでこの家に住んでいる10代の姉の知人の少年を逮捕した。現場からは簡易検査で油性反応が出ていて、警察は少年がガソリンか灯油を撒いて火を付けたとみて捜査している。

逮捕されたのは甲府市に住む19歳の少年で、逮捕容疑は12日午前3時45分ごろ、甲府市蓬沢1丁目の井上盛司さんの家で井上さんの2人の娘のうち10代の妹の頭を殴りけがをさせた疑いだ。少年は「間違いない」と容疑を認めているという。

井上さんの家からはこの犯行の直後に火が出て、焼け跡から2人が遺体で見つかった。井上さん一家は夫婦と娘2人の4人家族で、警察は遺体が井上さん夫婦とみて身元の確認を急いでいる。

捜査関係者によると、少年は10代の姉の知人で聞き取りや防犯カメラの映像などから早い段階で捜査線上に浮上していたという。逮捕された少年は顔にやけどを負っていて放火についても関与をほのめかしているといい、警察は少年が灯油やガソリンなどを撒いて火を付けたものとみて捜査している。なお、遺体には刃物で刺されたような傷も確認されているが、遺体が高熱にさらされた際に起きる現象と見分けがつきにくく、警察は遺体を司法解剖して慎重に調べている。

捜査関係者によると、姉は少年の存在について「気がかりだった」などと話しているといい警察は何らかのトラブルがなかったか詳しい経緯を調べている。