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山梨放送

山梨県勢4度目の挑戦 夏の高校野球 準決勝の相手は沖縄尚学に 山梨学院が初の決勝進出を狙う

 全国高校野球選手権で山梨県勢として13年ぶりの4強進出を決めた山梨学院の準決勝の対戦相手は、沖縄尚学(沖縄)に決まりました。準決勝は21日に行われます。  山梨学院は19日の準々決勝で、連覇を狙う京都国際に11-4で勝利。先制されたものの、4番・横山悠(3年)の今大会チーム初本塁打で1-1の同点に追いつきました。  その後も猛攻を仕掛けて逆転。投打で存在感を見せる7番・菰田陽生(2年)も5回の満塁のチャンスで走者一掃のタイムリースリーベースを放ちました。  投手陣は先発・菰田と、リリーフの左腕・檜垣瑠輝斗の2年生コンビで、大量リードを守りました。  2023年春の選抜高校野球大会(センバツ)で優勝した山梨学院ですが、夏の甲子園の4強進出は創部以来初。  ただ、県勢にとって「夏の準決勝」はこれまで大きな壁に。県勢は過去に3回、いずれも東海大甲府が準決勝に臨みましたが、全て決勝進出を逃しています。  1985年は宇部商(山口)に6-7で惜敗。2004年は駒大苫小牧(南北海道)に8-10で、2012年は光星学院(青森)に3-9で敗れました。  県勢初の決勝進出を懸けて対戦する沖縄尚学は1999年と2008年のセンバツ優勝校。今大会は接戦を制し、初の夏4強に進みました。

8月19日 20:05