ナラ枯れ去年の30倍 猛毒キノコも発生

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山梨 2021.09.15 19:12

山中湖村で、害虫が広葉樹を枯れさせるナラ枯れの被害が去年の30倍以上に広がっていることが分かった。また、枯れた木の周辺には猛毒のキノコ「カエンタケ」も発生し、村が注意を呼び掛けている。

ナラ枯れは害虫の「カシノナガキクイムシ」が媒介する病原菌が広葉樹を枯れさせる現象で、峡南地域や山中湖村などで被害が拡大している。このナラ枯れの被害が山中湖村で少なくとも去年の30倍以上に広がったことが村の調査で分かった。

ナラ枯れが確認された民家の庭では、猛毒を持つカエンタケも確認されている。カエンタケは触れただけで皮膚がただれるほか、食べてはもちろん、浸した水を飲んだだけで死亡例がある毒キノコで、ナラ枯れに侵された木の側に発生することが知られている。

ナラ枯れやカエンタケの発生場所は村内全域に広がっていて、見つけたらすぐに通報するよう求めている。村は来月、有識者と改めて現地を調べ、詳しい被害状況や倒木の恐れのある危険個所を確認する。