今夏のボーナスの支給見通しについて、山梨県内の民間企業の15.4パーセントが「増額する」と回答したことが、山梨中央銀行の調査で分かりました。 　調査は先月、山梨中銀経営コンサルティングが県内の中堅・中小企業を対象に行い、287社から回答を得ました。 　それによりますと、この夏のボーナスについて、「増額する」と答えた企業の割合は15.4％で、「減額する」は4.6％、「横ばい」が80％でした。 　増額する企業から減額する企業の割合を引いた「ボーナスDI」は10.8で、7期連続のプラスです。 　また、賃上げ対応に関する特別調査も行われ、85％の企業が昨年度、賃上げを「実施した」と回答。51.6％の企業が今年度、「実施予定」としました。 　山梨中銀経営コンサルティングは「雇用情勢が行き詰まる中、人材確保へボーナスの増額や賃上げに取り組む企業が多い」とみています。