惜しまれながら閉店した人気パン店が山梨県中央市から甲府市に場所を移し、“復活”しました。 オーナーは変わりましたが、人気を集めた味は変わっていません。 甲府市国母にオープンした「Bakery re RINON(ベーカリー・リ・リノン)」。開店から多くの人でにぎわっています。 元々は中央市にあった「李音(りのん)」というパン店で、21年続いた人気の店舗でしたが、店主だった栗山真弓さんの体調などを理由に、おととし4月に惜しまれながら閉店しました。 しかし、その後、李音の大ファンだという宅配サービス会社の社長が「パン作りの技術を教えてほしい」と栗山さんに声をかけ、李音の味を復活させることになりました。 栗山さんは現在、アドバイザーとして店舗に立ち、スタッフと一緒にパン作りを行っています。 店内には李音で人気だったラウンド食パンやあんぱんなど、当時とほぼ同じメニュー87種類が並び、懐かしむファンが買い求めていました。 お客さん 「買えました念願です。パンや業界も大変だと思うから、復活してうれしい」 「前の店舗でも最終日に買いに行っていた。予想より買いすぎちゃった。周りにあげたい」 栗山真弓さん 「旧李音のお客様が大勢来てくれて、待っていてくれた。忘れないでいてくれた喜びとか、再開できることは計り知れないものがあって、ものすごくありがたいと思っている」 栗山さんは李音の技術を伝えた後は、スタッフに店舗を任せたいと話しています。 「re RINON」の営業時間は午前10時から午後4時までです。
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