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山梨放送

パリ五輪「限界超える」競泳・鈴木聡美選手 12年ぶりのメダルに思い語る 山梨県

山梨学院大学出身で競泳パリ五輪日本代表に内定している鈴木聡美選手が19日、甲府市内で取材に応じ、12年ぶりのメダルへ思いを語りました。 100m平泳ぎと200m平泳ぎの2種目でパリ五輪日本代表内定を決めている鈴木聡美選手。 19日は練習拠点の山梨学院大で練習を公開しました。 競泳パリ五輪日本代表 鈴木聡美選手 「(五輪代表内定は)すごくうれしかったし、くじけずに続けてきてよかったと思います」 山梨学院大4年だった2012年にはロンドン・オリンピックで3つのメダルを獲得。 輝かしい成績を残しますが…続くリオ大会ではメダルには及ばず。 前回の東京オリンピックでは出場を逃すなど、結果が出ない苦しい時間も経験。 それでも前を向き競技を続けられたのは、大学入学時から鈴木選手の指導にあたる恩師・神田忠彦監督の言葉がありました。 競泳パリ五輪日本代表 鈴木聡美選手 「聡美だったらできる!大丈夫だ!と(神田監督が)いってくれたのが自分の中で嬉しかったし、それを信じて(努力を)積み重ねていけばいけるはずだから頑張ってみようと思えた」 神田監督の言葉を胸に厳しい練習を重ね、以降、日本記録の更新や自己ベストの更新など、タイムを縮めてきました。 苦しみを乗り越え、進化を続ける33歳がパリ・オリンピックで3大会ぶり…12年ぶりの表彰台をねらいます。 競泳パリ五輪日本代表 鈴木聡美選手 「日本記録を100mも200mも狙っていけば、おのずとメダル獲得が見えてくると思うので、自分の限界をさらに超えるそれを目標にパリでは頑張りたい」

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