経営していたホテルからの富士山への眺望を確保しようと、隣の敷地の木を勝手に切った罪に問われている中国籍の男に18日、懲役1年、執行猶予3年の有罪判決が言い渡されました。 富士河口湖町の河口湖畔でホテルを経営していた中国籍の秋山雅治ことグオ・ヤチュアン被告(53)は2021年12月から22年1月にかけ、ホテルに隣接する敷地の木23本を無断で伐採した器物損壊の罪に問われています。 これまでの裁判で検察側はグオ被告がホテルの前にある木が原因で富士山を見渡すことができなかったため、実行犯に指示を出したと指摘。事件後は海外に逃亡していたことも明らかにしました。 一方、グオ被告は起訴内容を認め、「客がホテルに着いた瞬間に富士山を見てほしいと思った。当時はコロナ禍で経営が厳しく、衝動的な判断だった」などと供述していました。 18日の判決公判で甲府地裁の松本恭平裁判長は「犯行態様は大胆かつ悪質で損害は高額」と指摘した一方、グオ被告が起訴内容を認めて反省の態度を見せているとして、懲役1年の求刑に対して懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。
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