8月18日OA「世界初!地球にやさしい農業の実現へ」
―県内各地に広がる農地を、環境問題の解決に生かせたらと、考えたことありませんか?―
山梨県では2009年に「2050年CO2ゼロやまなしの実現」を宣言し、
「4パーミル・イニシアチブ」など脱炭素に向けた取り組みを全国に先駆けておこなっています。
今年の夏、そんな山梨県で世界初の実証実験が始まりました。
それが“有機薄膜太陽電池をブドウ栽培で活用する”というもの。

有機薄膜太陽電池は従来の太陽電池のイメージとは異なり、薄くて軽いフィルム状。
これを簡易雨よけに設置し、発電した電力を「サンシャインレッドの栽培」に使用します。

今回のサンシャインレッドの栽培では着色向上のために電力を使用しますが、
農業の分野では普段から電力を使う機会が多いそう。
この実証実験が成功し、サンシャインレッドの農家だけでなく、他の作物を育てる一般の農家の方にも広がれば
それぞれの農地で電力を自給自足でき、地球にやさしい「カーボンフリー農業」の実現が期待できます。
山梨の農業が環境問題を解決する1つの力になるかもしれません。
実証実験の様子やブドウへの影響など詳しくは
8月18日(月)放送の「豊かさ共創やまなし」をご覧ください!
2025年8月12日 9:00


