あの頃の僕へ

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14歳の村上少年へ。

悶々とした中学時代を送っていたと思うけど、

その中でも自分なりに一生懸命取り組んでいたことが20年後にきちんと活きているよ。

 

 

 

はんだ付け。

 

技術の授業で習ったやつ。

プリント基板に配線をしてはんだ付けをしてたでしょ?

あんまり時間をかけすぎると焦げたり、はんだが塊になってしまったりして。

その時に上がる煙は体に良くないよ、なんて先生が言っていたよね。

 

 

そんな記憶が一気によみがえってきました。

しっかりと「文系」の道に進んでいたので、もう使うことはないと思っていたスキル。

まさか「はんだごて」を再び握る日がくるとは。。。

人生とは何が起きるかわからないものです。

 

 

今年の初めに自分へのご褒美として購入した「VOX」のワウペダル。

…あ、今回は趣味のギターの話ですのであしからず。

ギターに繋いだこのペダルを踏むと、名前の通り音色が「ワウワウ」するんです。

愛犬わらびは機嫌が悪いと「がうがう」しますが、これとは別です。

 

話を戻すと、このペダルの音色は非常にそれっぽくて好みなんです。

ただ、ずっと気になっていた弱点があって、それは「スイッチがONなのかOFFなのかがわかりにくい」というもの。

ギタリストの足元に無数に置いてあるエフェクターと呼ばれる機材。

だいたいのものは踏むとLEDランプがついたり消えたりで、ONなのかOFFなのかがわかります。

しかし、僕の持っているこのペダルにはそれがなく、音を出して初めてわかるという。

つまり、「ワウワウ」したいときに「ワウワウ」できず、「ワウワウ」したくないときに「ワウワウ」してしまうということですね。

うーん、がうがう。

 

で、どうしようかと頭を悩ましながらネットサーフィンをしていたところ、全く同じ悩みを持つ先人たちがたくさんいまして。

その方たちが導き出した答えが、「自分でLEDをつけちゃえばよくね?」というもの。

恐るべし、ギタリスト。

ギターを弾けるようになるためには電子工学的な分野も身につけなければならないのか。。。

でもいざ解説を見てみると、ネット通販で買える数百円の部品さえ手に入れれば、はんだごて、配線材、ドリルがあれば簡単にできますよと。

 

ほう。たまたま家に全部あるではないか。

他の趣味が繋がる瞬間です。

 

で、あとは先人たちに言われるがまま、当時教わったはんだごての使い方を思い出しながら配線。正直、こことここを繋ぐとなんでLEDが光るのかなんてことは全くわかっていませんが、「はんだ付けする」という技術だけは身についていたようです。

 

 

結果、想像以上にうまくいき、大満足。

ありがとう、14歳の村上少年。

2025年6月13日 18:26

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