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2026年9月16日(水)放送 山梨発!ペット防災②ダンボール避難ゲージ

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出演者情報

ユーシン 荻原照仁さん

 

ダンボールの企画・設計から製造までを手がけ、さまざまなニーズに応える製品づくりを行う、都留市の株式会社ユーシン。山梨県獣医師会と共同で、災害時にペットと飼い主が避難するための「ペットおまもりシェルター」を開発しました。長年培ってきた段ボール加工の技術を生かし、ペットとともに避難できる環境づくりに取り組んでいます。

 

放送内容

「ペットおまもりシェルター」について教えてください。

災害時に避難所などでペットを守るための、段ボール製の簡易避難ケージです。大きさは高さ、奥行き、幅がそれぞれおよそ50センチの立方体で柴犬や猫が入れるサイズとなっております。山梨県獣医師会の災害派遣医療チーム、V.MATの皆さんと共同で開発しました。

 

開発のきっかけを教えてください。

山梨県獣医師会からご相談をいただいたことがきっかけです。ペットを飼っていない方にも配慮しながら、飼い主さんとペットが安心して避難できる環境を確保したい、そんな思いに応えたいと思いました。災害が起きたとき、ペットを連れて避難したくても、避難所でペットを受け入れてもらえないケースもありますし、ペット用のケージの備えもまだまだ十分とは言えない状況です。「ペットがいるから避難できない」という選択をなくしたい。そのために、段ボールの技術を生かして開発した「ペットおまもりシェルター」で人とペットが一緒に避難できる環境をつくりたいと考えています。

 

「ペットおまもりシェルター」にはどんな工夫を施していますか。

撥水加工を施した強化ダンボールを使っています。ペットの糞尿や汚れなどで劣化にしにくい素材を使っています。また、二重扉にすることで、外から中の様子を確認しながら、ペットが飛び出しにくい構造にしています。災害時は、ペットも不安や緊張で普段とは違う行動をする可能性がありますので、飛び出し防止にも配慮しました。組み立てに必要なものはクラフトテープだけです。ダンボールなので、一般的なケージに比べて軽量です。災害時には、さまざまな年代の方が避難しますから、高齢の方でも持ち運びやすく、組み立てやすいというのは大きなメリットだと思います。複数を積み重ねて設置できるので、避難所の限られたスペースでも活用しやすいようにしています。また、側面や背面には通気穴を設けておりまして換気や熱中症対策にも配慮しながら、積み重ねたときの強度も確保できるように設計しています。折りたたんだ時の幅は6センチほどなのでスペースが限られていても大量に保管することできるのもダンボール製ならではのメリットだと思います。