10月9日 萬屋酒造店~春鶯囀~を探訪

Pocket

 

担当スコーパー:齋藤里佳

第4回目は、富士川町で創業230年の歴史を持つ「(株)萬屋酒造店」をご紹介しました。

萬屋酒造店と言えば、銘酒『春鶯囀』でお馴染みの酒蔵ですよね。代表取締役社長 玉川浩司さんにお話を伺いました。


萬屋酒造店は地元産の米南アルプスの伏流水で仕込み香り高くスッキリとした味わいが特徴です。

 


本日は、春鶯囀の大吟醸『かもさるる蔵』と春鶯囀の純米酒『鷹座巣』をご紹介🍶
どちらも、じっくりゆったり時間をかけて週末の夜に飲んでもらいたいお酒🍶とのことです。

 

お邪魔したのは道の駅富士川で開催されていた『与謝野晶子展』。

萬屋醸造店では、「一力正宗(いちりきまさむね)」という銘柄で酒造りを行っていました。それが「春鶯囀」という名に改められた背景には、蔵元と明治の歌人、与謝野鉄幹・晶子夫妻との交流があります。

 


六代目の弟が、与謝野夫妻の愛弟子であったことから、当主の母親も含めた家族の交流があり、色々なご縁から甲州路の旅をしにきました。

その際に飲んだ酒を与謝野晶子が大いに気に入り「法隆寺など行く如(ごと)し 甲斐の御酒(みき) 春鶯囀のかもさるゝ蔵」と詠みました。

 


この歌に感銘を受け、酒銘を「春鶯囀」へと変更し、上品な飲み口で、今も多くの人を、虜にしています。

酒蔵はお電話を事前にすれば見学可能です。
是非行ってみてはいかがでしょうか🍶🌾

 

株式会社萬屋醸造店
〒400-0501
山梨県南巨摩郡富士川町青柳町1202-1
TEL 0556-22-2103

2020年10月19日 9:49

ホームへ戻る

月別アーカイブ