第884回「初夏の森を訪ねて」2021.6.27OA
森に、初夏の音が響いています。
エゾハルゼミの大合唱です。
富士の森の、初夏の風物。
標高1000メートルの森は、一面、サラシナショウマの緑に覆われていました。
その間隙を縫って、カタバミが顔を覗かせています。
よく似ていますが、こちらはヘビイチゴの花。
実際にはヘビは食べないヘビイチゴ。
花言葉通り、可憐な花を咲かせます。
既に、かわいい小粒が覗いています。
スズムシソウは、花の形が名前の由来。
森の片隅で(3.11絵変わり)セミの大合唱に包まれています。