第900回「秋の森へ」2021.10.23OA 山頂に冬の便りが届くころ。麓は秋の入り口に佇みます。 その森を、進みます。 最初に出会ったのはスギタケの群落です。 苔むした倒木は、キノコに栄養を送り続けます。 森は秋の太陽を存分に浴びています。 枝にアケビを見つけました。 地上に落ちれば、小動物や昆虫のご馳走になります。 白く、揺蕩っているのは、サラシナショウマです。 小さな花を穂のように咲かせます。 新芽は食用だとか…。 足元にツバメオモトの実がありました。 この色がツバメの頭に似ているとか…。 山麓の森は、さらに続きます。