2020年7月24日放送

2020年7月24日放送

こちらで放送内容を聴くことができます

 

熱中症予防

気温もぐんぐん高くなってくると、注意が必要なのが熱中症です。今年は特に新型コロナウイルス感染症対策としてマスクをされている方も多いですよね。例年よりも熱中症にたいして注意が必要です。お話しを伺うのは健康増進課健康企画担当の渡邊真紀子さんです。

 

小松 まずは熱中症の症状について教えてください。

渡邊 熱中症は、高温多湿な環境下で、からだの水分や塩分などのバランスが崩れてしまい、体温調節がうまくいかなくなることからおこる不調で、生命の危険を伴うこともあります。室内でも多く発生し、夜も注意が必要です。梅雨明けのよく晴れた気温が高い日、曇っていても湿度が高い蒸し暑い日は特に注意が必要です。昨年度山梨県で熱中症により救急搬送された人は489人、年齢層で一番多いのは65歳以上の高齢者で全体の50.0%を占めています。また、発生した場所で一番多いのは住居で、今年はテレワークや外出の自粛などで自宅にいる時間が長くなっています。家の中でも換気を確保しながらエアコンを上手に使った温度調整が必要です。

 

小松 新型コロナウイルス対策で、マスクをしているとこう顔に熱がこもってしまい、熱中症の危険性が高まると聞きました。

渡邊 マスクをしていることで、皮膚からの熱が逃げにくくなり、気づかないうちに脱水になるなど、体温調節がしづらくなってしまい熱中症のリスクが高まります。屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合には、熱中症のリスクを考慮し、マスクを外すようにしましょう。また、みなさんされていると思いますが、日頃の体温測定、健康チェックは、新型コロナウイルス感染症だけでなく、熱中症を予防する上でも有効です。体調が悪いと感じた時は、無理せず自宅で静養しましょう。

 

小松 天気予報の紫外線情報や洗濯指数のような、熱中症になりやすいかどうかを判定する基準もできたそうですね?

渡邊 今月から環境省と気象庁による「熱中症警戒アラート」という基準を発表しています。県内の予測地点で最高暑さ指数が33℃以上と予想された日に発表されます。この暑さ指数というのは単純に気温だけではなく、湿度や日射などの熱環境も取り入れられた数値です。各自治体や報道機関の他、「気象庁のウェブサイト」及び「環境省熱中症予防情報サイト」に掲載されますので参考にしてください。
最後に、熱中症予防5つの声かけについてご紹介します。

  1. 『温度に気を配ろう』 室温計を設置しましょう。感じる暑さと実際の室温は異なることがあります。
  2. 『飲み物を持ち歩こう』 のどが渇いてからではなく渇く前に、こまめに水分補給をしてください。
  3. 『休息をとろう』 疲れているときは熱中症にかかりやすくなります。頑張りすぎは禁物です。
  4. 『栄養をとろう』 朝食をとることは水分と塩分の補給にもなり、熱中症の予防につながります。
  5. 『声をかけ合おう』 暑い日は、「水分とっている?」「少し休んだ方がいいよ」など声をかけ合いましょう。

 

小松 子どもの車内放置など痛ましい事故が増えていますから、みなさん十分に注意してください。室内の方も無理せず空調を使って室温を調節してください。

 

 

やまなしグリーン・ゾーン構想

小松 山梨県では県民の生命と経済を両立させる「超感染症社会」への移行を目指す「やまなしグリーン・ゾーン構想」の推進を表明しています。今日はグリーン・ゾーン庁内検討チームの齋藤宏太郎さんに詳しく伺います。

齋藤 やまなしグリーン・ゾーン構想は、感染症に対して強靱な社会・経済の形成に向けて、遠隔教育の実施、ICTを活用した遠隔診療、テレワークを実現するインフラ整備、ワーケーションなどの働き方改革の促進といった生活行動や経済活動を次の段階へと進化させる取り組みを進める構想です。特に喫緊の課題となっている経済活動については、感染症に強い事業環境づくりを後押しし、県内外の消費者の安心や信頼を獲得する認証制度(「やまなしグリーン・ゾーン認証制度」)を創設しました。

 

小松 これは、感染症対策をしっかりしているという事を県が認証するというものでしたよね?

齋藤 認証を受けたい事業所には、まず、県が定めた認証基準に沿うように感染症予防対策を定めていただき、申請をしてもらいます。県は、書類審査と現地調査を行って、実際に認証基準に適合した感染症予防対策がとられていると認めた場合には、県の認証の証、いわゆる「お墨付き」として、「グリーン・ゾーン認証マーク」を交付します。事業者のみなさんは広告物などに「やまなしグリーン・ゾーン認証施設」の表示をすることもできますし、利用者のみなさんに「感染症予防対策をしっかりとっている施設」というアピールをすることができますので、多くの事業者の皆さまに認証を取っていただきたいと思います。申請できる業種は宿泊業と飲食業です。申請は、県のホームページからインターネット上で簡単に行うことができます。もし分からないことがあれば、専用ダイヤルでお気軽にご相談いただくこともできます。お問い合わせは、やまなしグリーン・ゾーン認証事務局(TEL:055-222-0384)までお願いいたします。土日祝日を除く午前9時半から午後5時半まで受け付けております。

 

 

次回は8月28日(金)17時15分放送

ホームへ戻る