2021年7月23日放送
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2021年7月23日放送

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避難情報に関するガイドラインの改訂

今月は静岡県熱海市で起きた大規模な土石流の発生の他、九州南部での土砂崩れ、山陰地方での住宅浸水など、全国各地で大雨による災害が頻発し、甚大な被害が発生しています。
また、これから本格的な台風シーズンに突入しますので、今一度、避難情報に関するガイドラインを確認しておきましょう。
県防災危機管理課 防災対策・情報通信担当の丸山雅之さんに伺います。

 

小松 今年の5月に改定された避難情報に関するガイドラインについて詳しく教えてください。

丸山 これまでの避難情報についても5段階ありましたが、レベル3の中でも「避難準備と高齢者等避難開始」、レベル4の中でも「避難勧告と避難指示」とそれぞれ2段階があり、住民にとって、これがどのくらいの緊急度なのか非常にわかりずらいという指摘がありました。
最近の例ですが、大な被害をもたらした2019年の台風19号では、避難が遅れてしまった方も多くいたという反省もあり今年の5月に、住民の避難行動を分かりやすくするため、警戒レベル3は「高齢者等避難」、警戒レベル4は「避難指示」と、避難情報に関するガイドラインが改正されました。

今月の熱海市での大雨災害においても発令されましたが、市町村から、レベル3「高齢者等避難」が発令されましたら、高齢者や避難行動に時間を要する方は、避難を始めてください。また、警戒レベル4「避難指示」が発令されましたら、速やかに避難をして、命の危険を回避してください。

 

小松 たしかに同じレベルの中に、2つの内容があると「今どっちなのかな?」と混乱してしまいますよね。発令の基準はどうなっていますか?

丸山 発令の基準ですが、各市町村では、「大雨洪水警報」や「土砂災害警戒情報」などの気象情報をもとに発令します。ただし、これらの気象情報が発表されていない場合でも、例えば深夜に河川の水位が上昇し、氾濫するおそれが高まると予想される場合には、日没前に「避難指示」が発令されることもあります。

災害情報は、市町村などの防災行政無線や、テレビやラジオなどを通じて、情報把握に努めてください。特に大雨が続いているときは注意が必要です。

また、市町村で作成した「ハザードマップ」には、避難所の他、洪水情報や土砂災害情報も記載されていますので、日ごろから、自分が住んでいる地域が安全なのか、どのような災害リスクがあるのか把握しておくことが大切です。そして、いざ災害に直面すると、正常な判断ができなくなってしまいます。
そのため、災害が起こる前から、避難に至る行動を時系列に整理する「マイ・タイムライン」を作るなど、災害時の具体的な行動を想定しつつ、災害に備えてください。

 

小松 今一度、警戒レベルを確認しておきましょう。
レベル1の注意情報では災害への心構えを、そしてレベル2の注意報では避難行動を確認してください。レベル3になったら避難に時間のかかる高齢者や障害のある方は危険な場所から避難を。レベル4は避難指示です。全員危険な場所から避難をしてください。

 

 

愛の血液助け合い運動月間

ここからは、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い進めている、献血バスの予約制度について県衛生薬務課 生活衛生担当の後藤光善さんに伺います。

 

小松 いま、献血が足りないという話をよく耳にしますが実際のところはどうなんでしょうか?

後藤 はい。県では、山梨県赤十字血液センターと連携し、県民のみなさんに献血への協力の呼びかけを行っておりまして、去年はコロナ過にもかかわらず34,250人の献血目標に対し、38,596人の方々から協力をいただくことができました。ですが、長期的に見ますと、少子高齢化で献血できる人口が減っていることや、10代~30代の若い方の献血離れで血液を取り巻く環境は厳しいものがあります。

 

小松 山梨県ではコロナ禍の献血にどのような取り組みをしているのですか?

後藤 山梨県赤十字血液センターでは、新型コロナウイルス感染症に伴う3密を回避しつつ、安定的に献血者を確保できるよう、今年は献血ルームに加えて、献血バスにおいても予約献血を推進しています。

 

小松 予約献血ですか?

後藤 はい。実際に去年は献血ルームで予約献血を推進したのですが、予約献血の普及により、献血ルームの外にまでできていた行列が解消されました。今年は、成分献血予約者限定日を設けたり、献血バスでも予約献血を行うことで、コロナ禍においても安定的な血液の確保を目指しています。今月いっぱいまで、献血バスで予約献血をしていただいた方にハンドタオルをプレゼントするキャンペーンを行っています。予約献血をするためには、献血のWEBサイト「ラブラッド」への会員登録が必要ですが、一度登録すればスマホやパソコンで簡単予約ができます。ぜひご利用ください。


小松 ここまでは「献血の現状や予約献血」について県衛生薬務課 生活衛生担当の後藤光善さんに伺いました。後藤さん、ありがとうございました。

 

梅雨明けしましたが、短時間で集中的に降ったり、台風が来たりと今後も不安定な天候が続きます。災害は他人事ではなく自分事です。今日ご紹介した警戒レベルを覚えていただき、すぐに避難ができるよう日ごろから災害に対する心構えをしておきましょう。

 

 

次回は8月27日(金)17時15分放送

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