2023年3月24日放送
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2023年3月24日放送

こちらで放送内容を聴くことができます

防ごう、慢性腎臓病

小松 山梨県でも患者が増加傾向にある「慢性腎臓病」。

症状に気づきにくく、悪化すると腎不全や、人工透析が必要になる深刻な病気です。

きょうはその予防や対策、そして山梨県の取り組みについて

県福祉保健部 健康増進課の古屋 理恵(ふるや りえ)さんに伺います。よろしくお願いします。

 

古屋 よろしくお願いします。

 

小松 慢性腎臓病患者は増えていると聞きますが、どのような病気ですか?

 

古屋 慢性腎臓病患者は、全国でおよそ1330万人、成人の8人に1人は患っていると推計され「新たな国民病」といわれています。慢性腎臓病は、老廃物や水分を排出する腎臓の働きが低下する病気です。

 

小松 慢性腎臓病の原因はどんなことが挙げられますか?

 

古屋 慢性腎臓病の原因となる疾患として代表的なものは、糖尿病、高血圧、などの生活習慣病が強く関係しています。山梨県では特に糖尿病が原因の「糖尿病性腎症」の割合が高いです。

 

小松 初期症状など、気づくタイミングはあるのでしょうか?

 

古屋 腎臓は沈黙の臓器と呼ばれ、慢性腎臓病は初期の段階では自覚症状がほとんどないのが特徴です。

そのため腎臓病はかかってもなかなか気づかず、実際にからだに異変が出たときにはかなり進行している場合が多い病気です。夜間尿、むくみ、貧血、倦怠感、息切れなどの症状があらわれるときには、すでに慢性腎臓病がかなり進行している場合が多いといわれています。

 

小松 気づいたときには病状が進行しているというのは怖いですね。

早期発見や予防のためには、どうしたらいいでしょうか?

 

古屋 早期発見には定期的な健康診断で毎年チェックすることが大切です。尿は、健康のバロメーターですので、どんな些細な変化でも不安に思うことがあれば、一人で悩んだり自己判断せずにかかりつけの先生に相談してください。

 

また、予防のためには禁煙、減塩、肥満・運動不足の解消、などの生活習慣の改善と、高血圧や糖尿病など慢性腎臓病につながる疾患のコントロールが必要です。症状の悪化を防ぐためにも生活習慣の見直しを心がけてほしいと思います。

 

小松 県の取り組みについてはいかがでしょうか。

 

古屋 県の取り組みとしては、地域のかかりつけ医が腎臓の専門医と連携して患者を診るシステムづくり、

保健・医療従事者の研修、慢性腎臓病の周知、医療機関受診の啓発を行っています。

 

小松 心当たりを感じたら、まずは医療機関を受診することが病気を防ぐことにつながります。

ここまでは県健康増進課の古屋 理恵(ふるや りえ)さんとお伝えしました。ありがとうございました。

 

古屋 ありがとうございました。

 

 

消防団員募集

小松 続いては、地域防災を支える消防団員の募集について、

県防災局 消防保安課の林 航輝(はやし こうき)さんとお伝えします。よろしくお願いします。

 

林 よろしくお願いします。

 

小松 山梨でも長く地域の防災を支えてくれている消防団ですが、あらためまして、消防団とはどのような組織なのでしょうか?

 

林 消防団は、他に本業を持ちながら「自らの地域は自ら守る」という志をもった方々が火災が発生した際の消火活動をはじめ、地震や風水害などの大規模災害の時は、救助救出活動や避難誘導で重要な役割を果たしています。 

 

また、山梨県では、南海トラフ地震や富士山火山噴火の発生が懸念されており、これらの災害時に大きな動員力と迅速な対応力を発揮する消防団への期待はますます高まっています。

 

小松 消防団、心強いですね!消防団員の数はどのように推移しているのでしょうか?

 

林 消防団員の数は減少傾向にあります。山梨県では、平成24年に15336人だった団員数が、

令和3年には14380人と10年の間におよそ1000人減少しています。また、団員の平均年齢も年々上がっており、新たな団員の確保が課題となっています。

 

小松 消防団員の待遇は、どのようになっているのでしょうか?

 

 消防団員は特別職に属する非常勤の地方公務員で、年単位の報酬や出動時の報酬が支払われるとともに、

5年以上活動して退職した場合には報償金が支払われます。

また、消防団活動中にケガをした場合も、治療費などは、公務災害として補償がされます。

更に、多大な功績や長年の消防団活動に対する表彰制度や、消防団員やその家族がスーパーや飲食店などで割引などの特典が受けられるサポート事業があります。

 

小松 そんなサポート事業があるのですね。

 

林 この事業には、県内の約800軒の店舗に参加いただいています。

県では、新規開拓や同事業に係る市町村への支援を行うとともに、消防団員の処遇改善の推進に向けた積極的な働きかけを行っています。

 

小松 消防団に入るにはどうしたらいいのでしょうか?

 

林 消防団の入団資格は、市区町村ごとに条例で定められていますが、

一般的に18歳以上で、その市区町村に居住、または勤務・通学している人なら男性でも女性でも入団できます。

入団を希望される方は、居住、または勤務・通学している市町村にお気軽にお問い合わせください。

 

小松 女性も入団できるのですね。

 

 まだ全国平均には及びませんが、山梨県内ではおよそ190人の女性団員が活動しています。

 

小松 地域とのつながりができたり、家庭と仕事以外の活躍の場にもなりそうですね。

関心のある方は、ぜひお住いの地域の消防団にお問い合わせください。

ここまでは県消防保安課、林 航輝(はやし こうき)さんとお伝えしました。ありがとうございました。

 

林 ありがとうございました。

 

次回は4月28日(金)17時15分放送

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