2026年 6月26日放送
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2026年 6月26日放送

こちらで放送内容を聴くことができます

 

耳で聴くハザードマップ

荒木 今年も梅雨入りし、そして台風シーズンにも入りました。

   大雨や洪水、土砂崩れといった災害が予測される際、速やかに避難するためにはハザードマップを事前に

   確認しておくことがポイントになります。このハザードマップを‘耳で聴く’というのはいったいどういう

   ことでしょうか?詳しくご紹介します。

 

   山梨県 防災危機管理課主任の 渡辺有一郎さんです。よろしくお願いします。

 

渡辺 よろしくお願いします。

 

荒木 まず「ハザードマップ」について教えてください。

 

渡辺 ハザードマップは洪水や土砂災害などが起こったときに、どこが危険なのか、避難場所はどこかという

   情報を地図上にまとめたもので、お住まいの自治体のホームページで公表されています。

 

荒木 ハザードマップは、自分の住んでいる地域や働いている場所の「危険」と「逃げる先」を知るための

   地図なんですね。

 

渡辺 そうなんです。ところで荒木さんは、ハザードマップを最後に確認したのはいつですか?

 

荒木 先日、台風の影響が山梨県内にもありそうというニュースがあった時に確認しました。

 

渡辺 多くの方がそのようなタイミングでハザードマップを確認すると思います。先月、気象庁が新たな防災

   気象情報の運用を開始しましたが、これによると、ハザードマップを確認すべきタイミングは「警戒レ

   ベル2」に達し、災害発生に対する注意が高まってきた段階とされています。

 

荒木 ただ、これまでにハザードマップというと紙面や画面上のものしか見たことが無いのですが…?

 

渡辺 これまで紙面や画面での確認が中心でしたが、視覚に障害のある方や小さな文字が見えにくい高齢の方、

   また日本語を読めない外国の方に適切に情報を届けることが困難でした。そこで、県では防災情報を多

   言語の音声で読み上げるサービス「耳で聴くハザードマップ」の運用を令和8年5月から始めました。

 

荒木 具体的なサービス内容を教えてください。

 

渡辺 耳で聴くハザードマップはスマートフォンアプリを活用したサービスで、GPS機能により自分のいる場

   所を特定し、防災気象情報や洪水、土砂災害などの災害リスクのほか、最寄りの避難場所までのナビゲ

   ーション情報を音声や振動でお知らせするものです。

 

荒木 それは便利ですね。サービスを利用するには、どのようにすればよいのでしょうか?

 

渡辺 スマートフォン向けアプリ「ユニボイス」もしくは、視覚障害者向けの「ユニボイス ブラインド」をイ

   ンストールすることで県内すべての地域で利用できます。今日はこのアプリをインストールしたスマホを

   お持ちしたので、荒木さん、体験してみてください。

 

荒木 わかりました。まずはユニボイスのアプリをタップして、画面上部にある「ハザードマップ」のボタンを

   タップしてみると…♪音声 これは便利ですね。

 

渡辺 さらに音声は日本語だけではなく、英語、中国語、韓国語、ベトナム語にも対応しています。

 

荒木 では英語で対応している様子を実際に試してみます。まずは現在地情報画面の右上で言語「英語」を

   選び、「ハザードマップ」のボタンをタップしてみると…♪音声 

   画面も英語の文字表記になりましたし、音声も英語になりました。これでしたら日本語以外の言葉を使う

   方にも、しっかりと情報を届けることが出来ますね。

 

渡辺 現在地の情報画面では、防災気象情報や開設されている避難所情報などが確認できます。ハザードマップ

   の画面では、洪水、土砂災害のリスク情報を確認できます。音声の再生速度の変更や巻き戻し、繰り返し

   て聞くこともできます。また、避難場所までの案内はスマートフォンをコンパスのように使い、距離や方

   向を音声と振動で知らせてくれます。

 

荒木 この機能も使ってみます。♪音声 スマートフォンを動かすと…♪SE

   避難場所の方向に向くとこのように音がして、正しい方向を教えてくれるんですね。これもまたわかりや

   すくて、すぐに避難場所に向かうことが出来ますね。

 

渡辺 視覚に障害がある方でも安心して避難することに繋がると思います。さらに、避難情報や避難所開設情報

   をプッシュ通知で受け取ることも可能です。

 

荒木 様々な情報を得ることが出来るんですね。耳で聴くハザードマップを利用するには、スマートフォン向け

   アプリ「ユニボイス」もしくは、視覚障害者向けの「ユニボイス ブラインド」をインストールする必要

   があります。各アプリストアで検索するか、山梨県作成のチラシを入手してQRコードを読み込んでくだ

   さい。御自身はもちろんのこと、大切な人を守るために家族やお知り合いにも紹介して欲しいですね。

 

渡辺 災害はいつ起こるかわかりません。そのため、日頃から災害リスク等を認識し、水や食料を備蓄しておく

   といった備えが重要です。是非「耳で聴くハザードマップ」を使っていただき、ご家族やご友人、視覚に

   配慮が必要な方などにも広めていただければと思います。

 

荒木 この時間は、山梨県 防災危機管理課主任の渡辺有一郎さんとお伝えしました。

 

次回は7月24日(金)17時15分放送

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