エピソードⅢ 遥かなる別れ、からの再会

Pocket

その後、順調に回数を重ねて4回を終えました。
ここまで来ると、施術からその後の肌の様子までの一連の流れがわかるようになります。

 

 

結論、「レーザーを当てて2週間で、髭が薄くなる!」です。
ただ、この結論には続きがあります。
「ただし、レーザーを当てて2カ月経つと、元に戻る!」です。

順を追って話しましょう。
まず、前回までのブログに「泥棒髭」になるところまでを綴りました。
これはレーザーを当てて1週間ほどのころの話です。
肌荒れが治ると、髭の質が変わってしまい剃れなくなるというものでしたね。
しかし、そこからが驚き。
顔を洗ったり拭いたりすると、髭がスルッと抜けるようになります。
まるで、柔らかい土から生える雑草を引き抜いた時くらい手応えがありません。

 


全身どこの毛にも言えることですが、通常は毛を引っ張ると肌から離れようとはせず、その毛の「抜けてなるものか」という強い意志ともいえるような「痛み」が伴うもの。
しかし、施術後は「あーれー」というくらいすんなり。

 


ポロポロと抜け続け、2週間ほどであら不思議。青みの少ない明るい肌に…!
そう、これを求めていたんだよ…!
痛みに耐えて、泥棒髭をマスクで隠し、無抵抗に髭が抜けるのを眺めながら…。

 


もちろんまだ施術途中なので全く生えてこないわけではないのですが、2〜3日は髭を剃らなくても大丈夫なくらいにはなりました。
また、髭剃りの回数が減ったことで、肌トラブルもかなり少なくなりまして。
久しぶりに会う人からも、「肌がキレイになった?」と言われます。

 


…実に気分がいい。
このままの肌が続けばいいのに…。

 

現実はそんなに甘くありません。
2カ月経つと、きちんと元通り「しっかりした」髭が生え揃います。
その頃から「またクリニックの予約をしなきゃな。でもまた痛いんだろうな。でもキレイな肌になるためには行かなきゃな。でも痛いのはやだな。。。」と、葛藤が始まり、ベッドの上へ。
この流れを辿って4回。

 


今後、定期的に「急に髭が濃くなる」僕を見かけることがあるかもしれませんが、その時は「痛みに耐えて頑張ってるんだな」と、心の中でエールを送ってくださると幸いです。

 


そろそろ「あーれー」となりそうな髭とにらめっこをしている19時32分。

2022年7月1日 19:32

ホームへ戻る

カテゴリ