2014年10月アーカイブ

20141024_578th_banshin_01.jpg

20141024_578th_banshin_02.jpg

1.開催日時
 2014年9月24日(水曜日)午後3時00分~4時00分

2.開催場所
 山梨放送本社(甲府市)六階大会議室

3.出席者
・第56期山梨放送番組審議委員
  松土清委員長
  大森彦一副委員長
  清水富美男委員
  内藤修也委員
  鈴木徹委員
   清田路子委員
 (欠席)
  渡辺直子委員

・山梨放送
  代表取締役社長・野口英一
  代表取締役専務・中村一政
  取締役営業本部長・篠原公男
  取締役放送本部長・望月俊相
  ラジオ本部長・有泉裕人
  報道担当・吉岡俊昭
  ラジオ制作部長・石川治
  審議室長・土橋巧

4.報告
 ・9月期ラジオ、テレビ編成予定
 ・視聴者からの意見(8月18日~9月21日)
 
5. 諮問
  「山梨放送放送基準」(日本民間放送連盟の「放送基準」に準拠)の一部を改正するため放送法により番組審議会に諮問を行い答申を得ました。

◆諮問内容(事務局より説明)
改正点は7条文において行われる。試行は11月1日とする。※自社ホームページに全文を掲載

①第70条は「鉄砲」を「銃砲」に変更。銃砲刀剣類所持等取締法に準じたため。

②第128条は「医療用具」を「医療機器」に変更。薬事法改正によるため。

③第130条は「医業」を「医療」に変更。医療法に準じたため。

④第134条は「医療用具」を128条と同じく「医療機器」に変更。薬事法の改正によるため。

⑤第138条の「消費者金融のCM」という表現を「個人向け無担保ローンのCM」という表現に変更。現在ではノンバンク系の専業事業者だけでなく銀行本体でも同業務が行われ、視聴者に誤解を与えないようにするため、事業者に限らず同条を適用していることを示すため。

⑥第141条は「登録された」という表現を「免許・許可をうけた」と変更。法律に沿って正確な表現とするため。

⑦第109条について改正点を説明。同条は探偵業など個人的な情報を扱うことを放送では禁止した条項で、「私的な秘密事項の調査を業とするものは」を「人権侵害や差別の助長につながるかたちで、個人情報を調査、収集、利用するものは」と改正。これまで禁じていた「調査」以外にも「収集、利用」まで禁止範囲を広げ、より厳しく対応した。また付随する「解説」では、禁止業種として「探偵業、興信所、結婚相談所」と表現しているが、今回の改正で「結婚相談所」を除外する。
 〔理由〕
 ・同業種では戸籍などの個人情報の提出が必要であったが、法整備が進み現在では市町村で独身証明書の発行ができるようになり、個人の家系や家族の情報を提供する必要がなくなった。

 ・少子化対策のひとつとして結構相手紹介業を後押しする環境も整いつつあるという時代的背景を考慮した。

 ・業界では正常な業務の推進のため業界団体が整備されつつあり、正しい業態運営の努力も一部で認められる。

 〔CM〕
 将来のCM出稿対応のため民放連はガイドラインと見解を制定して厳しい審査を行う。具体的には公益財団法人の結婚相手紹介業の適正な業務推進のガイドラインを採用して審査する第三者認証機関による認定を基準とする。その他、別途に放送局独自の審査を行い無条件の解禁とはしない。

6.答申
 松土委員長のもと審議会で意見を集約した。この結果、「日本民間放送連盟放送基準が一部改正されるのに伴った山梨放送の放送基準の改正の諮問に対しては、妥当である」と答申を受けた。

7.改正手続き
・答申を受けた同日に山梨放送放送基準の改正を行い11月1日施行とする。

・同日のテレビ「YBSワイドニュース」及びラジオ「YBSニュースアップ」において放送基準改正の答申を受けた旨を放送。

・25日に自社ホームページにて改正された条文を含む山梨放送放送基準全文を掲載。

・25日に改正された山梨放送放送基準全文を本社事務所及びエリア内支社に据え置く。

・25日付で改正内容について高市早苗総務大臣に報告。

・10月24日放送の視聴者対応番組「あなたとYBS」で改正内容を放送(23日26時54分放送)。

8.審議
(議題)
 YBSラジオ『はみだし しゃべくりラジオ「キックス」』
    2014年9月11日(木)13時00分~16時30分放送

 各委員からの意見は次の通り。

■取り上げるテーマやジャンルのバランスが取れていて、出演者の話の掛け合いが面白い。

■時季に応じた情報提供が興味深かった。

■盗難情報など地域に密着した情報がローカル局のラジオに適していて良い。

■途中から聴く人にも話の流れが理解できるようにコーナーを小まとめにするなどしてほしい。

■内輪ネタよりも情報共感や共有できる話を題材にしてほしい。

■新聞記事を引用する際はニュースの事実関係を事前に把握しておくなど、取り扱いを慎重にするべきだ。


9.審議内容の公表
 上記「7.改正手続き」の通り。

10.次回
 第579回番組審議会は2014年10月29日に開催予定。


以 上