第621回山梨放送番組審議会

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1.開催日時
 2019年1月23日(水曜日)午後3時00分~午後3時45分
 
2.開催場所
 山梨放送本社六階大会議室(甲府市)  
 
3.出席者
・第60期山梨放送番組審議委員
  丸茂紀彦委員長
  粟井晶子副委員長
  氏原敦委員
  大谷善邦委員
  佐野夢加委員
  野田典委員
  福田六花委員
 
・山梨放送
  代表取締役社長・野口英一
  代表取締役常務・篠原公男
  編成局長・有泉裕人
  報道局長・武井功
  ラジオセンター長・石川治
  技術局長・飯田圭滋
  営業局長・保坂律夫
  審議室長・土橋巧
  ラジオ制作部長・佐藤かおり
 (欠席)取締役相談役・中村一政
 
4.報告
 ・2019年2月のテレビとラジオの自社制作番組の編成予定
 ・視聴者からの意見(2018年12月26日~2019年1月20日)を報告
 
5.審議
 〈テーマ〉YBSラジオ
      こうふ開府500年記念ラジオドラマ「ひすい夢草子」
      (2019年1月5、12.19日 10時15分~10時25分放送) 
 
委員からの主な意見は以下の通り。   
 
◆現在はラジオドラマが少なくなってしまった。ドラマの設定としては、本当にこういうことがあるのか-という疑問もあるが展開は楽しみである。ただ設定の中には調べても判明しない事柄があったが、実在するかどうかということはドラマにとっては大切なことだと思う。
 
◆1年間続くドラマということだが聴取者が1年間付いていけるかどうか? ついていけない場合は、どういう手立てが考えられるのだろうか? 途中から聞いた人は設定が分からない。
 
◆1年間続くドラマというところがポイントであり、なんらかのコメントを入れると良いだろう。一年間続くことを伝えないと聞くペースがつかめない。
 
◆出演者は有名な斉藤さんであるので本人の紹介が無いのは残念だ。紹介されると期待感が増す。
 
◆甲州弁がセリフに盛り込まれると郷土への紹介にもつながる。甲州弁を盛り込むのは刺激になり効果的かと思う。
 
◆甲州弁のセリフを入れると逆にわざとらしく聞こえないか。今風の作りではないと思う。番組内で使われている甲州弁については少し違和感があった。
 
◆タイトルの「草子(ぞうし)」は音声で聞いただけではよく分からない。
 
◆武田信虎への再評価の動きがあり、これを描くことは感心がでる。
 
◆ラジオドラマでは、喋っている人がどういう役柄の誰なのかが分かりにくい。これが分かる工夫がほしいと感じた。
 
◆番組を聞いてから1週間経つと前回分を忘れてしまう。1回分を長くして、その代わり回数を減らした方が聞きやすいのではないか。
 
◆途中から聞く人のために10回くらいで番組のフォローをしたらどうか。例えば新聞媒体に掲載するなどの手法も検討したらどうか。
 
◆郷土の歴史に焦点を当てた企画は良い。故郷甲府への思いを盛り上げるテーマであり、教育活動にも使ってもらえるようにしてほしい。故郷をみなおすチャンスでもあるので若い人たちに積極的にアピールして聞いてもらいたい番組だ。
 
6.次回
 第622回番組審議会は2019年2月27日(水曜日)に開催予定。
以上